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(回答先: 米兵標的に攻撃相次ぐ バグダッド周辺、市民も巻き添え (Asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2003 年 6 月 22 日 17:01:20)
http://asyura.com/0306/war35/msg/921.html
↑七月蜂起説はこれ。私なりの視点を3つ↓
1.接敵の機会を十分確保できているか?
イラク領内に多くの米軍(陸上兵力)が展開されていなければ、攻撃対象(苦痛を与える対象)が存在しないため、戦闘を再開する意味が無い。米陸軍の現在の展開状況、増派の予定をまず確認したい。
2.地方軍管区との連携は万全か?
都市部でのデモの様子は伝えられているが、問題は南部のシーア派支配地域。蜂起の範囲が狭いと米軍による制圧も容易になってしまうからだ。そこで細分化された全国の軍管区に「組織的な動き」があるかどうかを確認する必要がある。首都明渡し直後に起こった警察官によるデモのように、親米反米問わず「組織的な動き」が南部にもあるのか知りたいところ(各軍管区の地下組織は行政官と将校がグルになって指揮しているので、新米反米は問う必要なし。「組織的」かどうかが問題)。
3.米軍は既に弱体化しているか?
一般に被占領国の国民が蜂起するには、国外で占領軍の軍隊が敗れるなどして弱体化している機会を狙う必要がある。ところが米軍が劣弱だとはとても思えないので、アフガニスタンやシリアで同時に蜂起するなどして兵員を裂かせる必要がある。カルザイ政権は今月一杯を期限とした「最後通牒」を突きつけられているようだが、これは国をまたいだ同時蜂起に繋がる動きなのか、関連情報が欲しいところ。
★他にも色々あるけれど、「七月蜂起説」を占う上では、「接敵の機会の確保」「地方組織の動向」「二正面作戦の強要可能性」の3点を重視したい。