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シベリアに巨大いん石か ツングースカ以来と専門家
【モスクワ7日共同】ロシア・シベリアのイルクーツク州東部で7日までに、約100平方キロにわたる広い地域でタイガ(針葉樹林帯)が焼け焦げた場所が見つかり、昨年9月に落下した巨大いん石の跡ではないかと話題になっている。
複数の専門家はインタファクス通信に対し、1908年のツングースカいん石に次ぐ規模の巨大いん石との見方を示した。ツングースカいん石は半径30キロ、約2000平方キロの森林をなぎ倒したとされ、爆発による揺れは数千キロ離れた欧州各地でも記録されたという。
しかし一方で、国立イルクーツク大学天文台のヤゼフ所長はタス通信に、いん石の落下跡と最終的に断定するにはさらに調査が必要だと指摘している。
現場は民家からかなり離れているが、昨年9月24日から25日朝にかけ、周辺集落の住民は地震のような激しい震動を感じ、現場方向には光が見えたという。(共同通信)
[6月8日7時53分更新]