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福岡市東区馬出(まいだし)四丁目の衣料品販売業松本真二郎さん=当時(41)=一家四人殺害事件で、福岡県警捜査本部が、中国・遼寧省出身の二十代前半の男を入管難民法違反(不法残留)容疑で指名手配していたことが二十八日、分かった。傷害罪で起訴された河南省出身の専門学校生の男(23)と同じ学校に在籍しているが、今月に入り所在不明という。一連の捜査で浮上した中国人五人はインターネットカフェ仲間とみられ、不審な行動も目立つことから、捜査本部は何らかの形で事件に関与した可能性もあるとみて捜査している。
調べでは、男は滞在期限が切れているにもかかわらず、不法に国内にとどまっている疑い。遼寧省大連市出身で、福岡市中央区のコンピューター専門学校の三年生。五月の連休明けから学校に姿を見せていないという。
捜査本部によると、事件直後に出国して行方が分からない日本語学校元生徒(21)や、元生徒と一緒に帰国した北九州市内の私立大学の元留学生(23)の交友関係を調べる中で存在が浮上した。入管難民法違反(不法就労)の疑いで逮捕された陝西省出身の女(21)も含めた五人は一時期、福岡市内の同じ中国人向けネットカフェに出入りしていたとみられている。
このうち専門学校生は事件前、元生徒らと携帯電話で頻繁に連絡を取り合っていたことが判明。四人の遺体が発見された六月二十日の三日前の十七日を最後に登校しなくなり、傷害容疑で逮捕された今月六日、出国する予定だった。調べに対し、元生徒らとの関係については供述を避けているという。また、女は元生徒と同級生で、六月十九日夜、外国製とみられる乗用車の助手席から降りて、松本さん宅に急ぎ足で入るのを目撃された「背の高い女」と特徴が似ているとされる。
捜査本部は、元生徒が事件に深く関与した疑いを強め、近く死体遺棄容疑などで逮捕状を請求する方針で、五人の交友関係の解明が、事件の背後関係につながる重要な手がかりになるとみて慎重に捜査している。(西日本新聞)
[8月29日2時42分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030829-00000034-nnp-kyu