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長崎幼児殺人の中2生、戦慄の“記憶” --- 「心の闇」深く、両親からも依然謝罪なし
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投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 8 月 12 日 17:14:48:Sn9PPGX/.xYlo

またまた捜査情報のリーク。なぜ?
容疑者少年の心理的異常性を大衆に植え付けたいのか?

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長崎幼児殺人の中2生、戦慄の“記憶” --- 「心の闇」深く、両親からも依然謝罪なし


 長崎市の幼稚園児、種元駿(しゅん)ちゃん(4)全裸殺人事件。長崎家裁で補導された市立中1年の男子(12)の精神鑑定が行われているが、事件の核心には依然、重い口を開いていない。両親からも駿ちゃん側に謝罪の言葉はない。県警の調べに、下腹部を切ったことには「ボクも同じことされたもん」と幼児体験を供述したが、なぜ殺人まで発展したのかには「分からん」。「心の闇」を探る調査は、厚い壁にぶつかる。

 【ゲーム、教えてあげる】
 男子は児童相談所に送致されるまでの1日半、県警から事情を聴かれた。駿ちゃんを立体駐車場から投げ落とすまでの記憶は、比較的鮮明に残っている。


種元駿ちゃん
 「ゲーム好き? ボクが教えてあげよう」と誘い出した。「途中、電車に乗っていった。はまんまち(長崎市浜町)に行くこと多いもん」と立体駐車場に向かう。

 【いたずら告白】
 立体駐車場の屋上に着いたあたりから、記憶が途切れていく。周辺で4月以降に起きた幼児へのいたずらも告白する。

 「怖いけど、よく見せて、と言った。前もしたことあるし、その時は騒がれなかったから、いいことだと思った」

 そして、駿ちゃんの下腹部をハサミやカッターナイフで切りつける。この行為が男子の最終的な目的だったようなニュアンスも出ている。

 「それで、裸にして、狙いを定めて…」

 投げ落としたことについては、「分からない、分からん」と自分でも理解していない様子だ。

 断片的な動機としては、「でも、あの子が帰る、帰る、帰るっていったから大きな声で言ったから。そんで、泣いて泣いて、ぼくについてくると言ったのに。だから、柵(さく)の向こう側に去(い)ねた(=投げた)」

 【異例の精神鑑定】
 男子に対して行われている精神鑑定は、心神喪失や心神耗弱(こうじゃく)にあると思われる被疑者が刑事罰を受ける際に行われる。

 罪を問えない12歳の触法少年が対象になるのは極めて異例で、裁判所側の非行事実への慎重さがにじむ。最高裁によると昨年は1件しかない。

 【普通の少年】
 男子は心理テストや脳波検査、先天的な疾患や知的障害の有無の調査を受けながら、生育環境、親子関係についても聞き取り調査を受けている。

 調査以外は、原則的に自由。生い立ちや学校生活、家族について日記をつけ、歴史本を読んだりして時間を過ごす。

 当初は「眠れない」と話したが、現在は落ち着いた感じだという。

 【不満漏らさず】
 付添人の戸田久嗣弁護士らに対し、学校や家庭、社会に対する文句や不満めいた言葉はない。涙を見せたり、落ち込んだりする様子もない。

 物静かで年不相応な分別のある態度は、同級生や周辺が証言するような、「キレやすい」「激情型」の少年像はない。

 【分からない】
 戸田弁護士らは週2、3回の割合で男子と面会している。7月末に男子にあった際、内面について「分からない部分が多い」との感想を述べた。

 事件について口を開きつつある。だが、「最近ようやく概略を話し始めたが、言葉が出てこないので、硬い表情になることもある」とも。

 【あの女】
 母親は「溺愛(できあい)・過干渉・過保護」で、父親は「温厚で静かな人」だという。

 戸田弁護士が尋ねると、「お父さんもお母さんも好き。どちらも思いやりがある」と答える。

 面会することには「まだ、会いたくない。本当は会いたいけれど、事件のことを考えると会いたくないという気持ちもある」と躊躇(ちゅうちょ)しているようだ。

 だが、逮捕当初の県警の調べには、母親を「あの女」と呼び、日常的に父親を怒る姿に不信感を持っていたようだ。

 【激しい遺族感情】
 駿ちゃんの両親は、家裁での意見陳述を希望している。陳述を望んでいるのは、両親と祖父母のうちの一人。だが、「裁判官の前で話したいが」と少年との対面を拒否しているという。

 弁護士を通じて伝えられる少年の言葉には、「そのすべてを受け入れられず、激しい憤りを感じる」とも語る。

 【憤りは両親にも】
 当然のことだが、憤りは男子だけはなく、保護者である両親にも向けられている。両親は第1回審判(7月23日)に姿を見せなかったばかりでなく、駿ちゃんの両親に謝罪もしていない。

 男子の親類が謝罪を申し出たのに対し、駿ちゃんの両親は「まずは両親から」と断っている。

 「子供が責任を取れないなら、両親が責任を取るべきではないか」「反省の意思・謝罪の意思がないかと思うと、例えようのない憤りを覚える」とコメントした。

 【鑑定のポイント】
 犯罪心理学の専門家によると、今回の事件は、非行の手口が継続・発展しての殺害なのか、パニック状態で犯行に及んだのかが、鑑定の重要なポイントになる。

 昭和57年の羽田沖日航機墜落事故で「逆噴射」した機長の精神鑑定を行った日向野春総氏(精神科医)は分析する。

 「少年は話さないのではなく、事件を覚えておらず、分かっていない。自分の人格を維持するため、手口や動機などを記憶からはずしている」

 【難しい鑑定】
 男子は9月19日まで58日間の精神鑑定を受ける。裁判官の判断で延長、短縮の措置はある。

 日向野氏は「子供の犯罪は時代を先取りするので、従来の鑑定手法が通じにくい。ここ1カ月の話は空想も入っているとみられ、慎重に扱った方がよい。引き受けた担当医は相当、難しい鑑定を強いられるのではないか」と話している。


ZAKZAK 2003/08/12

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