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(回答先: Re: この事件も冤罪という事はないでしょうか? 投稿者 ニーチェ(旧恐怖政治が迫っている) 日時 2003 年 8 月 09 日 17:44:17)
阿修羅の3年前の投稿で、参考になるところがありますので、貼っておきます。
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http://www.asyura.com/sora/bd11/msg/751.html
また、取り調べる側も被疑者のこのような人間的弱さを熟知しているのだ。ある
ベテラン刑事は言う。
人間はな、そんなに強いもんではないよ。細かな所はどうでもいい、キメ手など
は出さんでもいい、ただ殺しを自供させてくれ、と被疑者をあてがわれれば、3人
でも4人でも同じように自白させてみせるよ。今どきそんなことが、という顔をし
ているナ。何ならやってみるか。お前さんでもいいよ。お前んとこは刑事の手の内
を多少聞きかじっているから、少しゆとりを見て、そう3日でいい。3日あった
ら、お前に殺人を自白させてやるよ。3日目の夜、お前は、やってもいない殺人
を、泣きながらオレに自白するよ。右のとおり相違ありません、といって指印も押
すよ(『自白−冤罪はこうして作られる』風煤社)
優秀な刑事ならば被疑者を落とすのに3日あれば十分、というわけだ。一度落ち
てしまえば、後は被疑者を誘導して取調官の思い通りの自白を引き出すことは容易
だ。この場合に絶対に間違ってはならない点は、取調官が自白内容を一方的に被疑
者に押しつけるというわけではない、ということだ。自白内容とはあくまでも取調
官と被疑者の協同の産物なのである。
つまり取調官は自白内容そのものを被疑者に明示するのではなく、自分の欲する
答えに向けて被疑者を心理的に誘導し操作していくのである。被疑者は圧力に屈し
て「私がやりました」と言ってしまったあと、さらに犯行筋書にまで想像を及ぼし
て自白を展開させるのだ。単に「私がやりました」と言うだけでなく、そう言うこ
とで「犯人になる」ことを選択するのである。犯人を演じるのだ。虚偽自白の形成
過程には、被疑者自身の主体的なかかわりが欠かせない。
さてここまで読み進められた読者は、一つの疑問を抱いていることだろう。いっ
たい警察は被疑者を無実と知っていて、意図的に犯人に仕立て上げているのだろう
かと。ごもっともな疑問である。もしそうなら、これはフレ−ム・アップ事件(で
っち上げ事件)である。もちろん、冤罪がフレ−ム・アップ事件である場合もあろ
う。だが犯人をでっち上げようとする捜査官の中には、確実にオカルト秘密結社の
回し者も含まれている。この場合は犯罪は黒魔術の儀式として行われ、警察は真犯
人を逃がしスケ−プ・ゴ−トを逮捕・勾留する役割を担わされている。検察はスケ
−プ・ゴ−トを起訴して、裁判官は無実のスケ−プ・ゴ−トに有罪判決を下す。マ
スコミはその成果を宣伝し、世論操作に役立てるというわけだ。こんな恐ろしい超
国家的な陰謀も現実に存在しているのである。マスコミが書き立てない犯罪の真の
動機については、最後に分析することにする。
http://www.asyura.com/sora/bd11/msg/752.html
真・犯・人・に・つ・い・て・
無実の人たちが自白に至る過程と、そのことを可能にしている「システム」(警察
での取り調べ)について見てきた。筆者の直観によると殺人事件の98%は冤罪であ
る。ということは、現在刑務所に収監されている殺人犯の98%は無実ということに
なる。逆に言えば、殺人事件の真犯人の98%以上は捕まっていない、野放しである、
大手を振って世間を歩いている、ということだ。ではお前は真犯人は一体誰だと言う
のか、とお尋ねになるに違いない。
これは筆者にとっても非常に答えにくい質問である。下手なことを言うと濡れ衣で
あると逆襲される恐れがあるし、新たな冤罪を生み出してしまう危険性もある。例え
真犯人を突き止めてみても、人の恨みこそ買えまず感謝されることはないだろう。い
いことなんか一つもない。しかし誰かが言わねばならぬ以上、また他人に期待できな
いからには、筆者が憎まれ役を買うしかないだろう。
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恐ろしい事ですが、1999年4月、山口県光市で起きた母子殺人事件は、
被害者の夫であり父でもある方が、頻繁にマスコミに出て被害家族の立場を
主張していますが、この事件も冤罪と言うことはないのでしょうか。
そうだとすると、マスコミの犯罪性は救いようがないように思います。
一連の事を考えると、彼らがそれを知らない事はないでしょうから。