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(回答先: ビデオ解析、男を中国人就学生と断定…福岡の一家殺害 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 06 日 21:01:03)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030807k0000m040141000c.html
福岡市の一家4人殺害事件で、遺体に付けられた手錠と鉄アレイを購入した中国人元就学生の男(21)が一家襲撃にかかわった疑いが強まり、福岡県警捜査本部は殺人と死体遺棄の疑いで6日までに逮捕状を取った。元就学生は既に帰国しているが、日中間には身柄引き渡しに関する条約はない。中国の公安当局に捜査内容を説明し所在確認や身柄拘束などの協力を得るため、県警は近く捜査員を派遣する方針。
調べでは、6月20日未明、複数の犯人グループが福岡市東区馬出(まいだし)4、衣料品販売業、松本真二郎さん(当時41歳)と妻子の一家4人の首を絞めるなどして次々に襲撃。4人に手錠で鉄アレイなどの重りを付け、同区箱崎ふ頭の岸壁から海中に投棄した。元就学生はこの2日前の18日正午ごろ、同区内の量販店で鉄アレイ2個と手錠4個を同時に購入して犯行グループに渡すなど、犯行に関与した疑い。
元就学生は松本さん一家と面識はなく、何者かに金で雇われたとみられる。一家襲撃は、松本さん宅に残った靴跡などから男3人以上の可能性が高い。
元就学生は事件4日後の同月24日、福岡空港発上海行きの航空便で帰国した。県警は東区内の留守宅を家宅捜索し、毛髪や皮膚片などを押収し、指紋も採取。松本さん宅や、遺体を運んだとみられる松本さんの車に残された毛髪、皮膚片と一致しないかDNA鑑定を進める一方、指紋や足跡の照合などで関与の有無について調べていた。
元就学生は昨年4月に福岡市の日本語学校の大学進学準備2年コースに入校したが、今年3月までに学費を支払わず欠席が続いたため、5月15日に除籍されている。
■DNA鑑定
細胞に含まれる遺伝子中のDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列の違いで、個人を識別する方法。犯罪捜査に導入され、裁判で証拠認定される例が増えている。以前は少なくとも血液、だ液や毛根などが必要だったが、現在は襟足や強く握った物に付着した微量の細胞からもDNAが検出できるようになった。
[毎日新聞8月7日] ( 2003-08-07-03:00 )