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(回答先: 防犯ビデオの男、若い中国人か 福岡・一家殺害事件 (朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 01 日 07:48:10)
福岡市南区の日本語学校(就学生約百十人)で、今年三月から七月にかけて、中国人就学生十一人(うち女性二人)が相次いで失跡していることが二十九日分かった。身元引受人となっている学校側は、福岡南署に家出人捜索願を出しているが、現在も行方は分かっていない。留学生や就学生として来日しながら、資格外活動(不法就労)をする外国人が増えており、同署と福岡入国管理局が学校側に就学生の在籍管理の強化を要請した。
この日本語学校は、二〇〇一年四月に開校。年二回(四月と十月)、就学生を受け入れており、就学生の八割が中国人で、ほかはネパール人。
学校関係者によると、昨年十月に入学した中国人二人が、今年三月に失跡。四月に入学した八人も五月までに次々と行方が分からなくなり、七月にも一人がいなくなった。なかには、入学から一週間以内で姿を消した就学生もいた。大半が二十代前半という。
学校側は、就学生の無断欠席が続いたため、滞在先のアパートを訪問したが、荷物をまとめて姿を消し、連絡が取れなくなった。このため、学校側は五月、福岡南署に就学生の家出人捜索願を提出する一方、福岡入管にも問い合わせたが、出国した形跡はなく、滞在先の手がかりもつかめなかったという。
失跡者の大半は、中国東北部の黒竜江省や吉林省の出身者。学校側は、中国の公的教育機関が認定した現地の仲介業者を通して就学生を募集し、身元引受人となっていた。就学生は来日後、学校側の紹介で福岡市内のアパートに住んでいた。
同校は日本の大学受験や日本語学習向けに計三コース(修業期間一年半―二年間)を開設。失跡した就学生は入学金・授業料など計百数十万円を全員支払っていたという。
■予想できなかった 日本語学校側の話
就学生の失跡は予想できなかった。社会的責任もあり、今後、中国人の受け入れはしない。失跡した生徒は除籍処分とし、今後は在学生の指導管理を徹底したい。
■資格外活動
在留資格には留学、就学、興行など27種類あり、アルバイトは資格に応じて許可される。「留学」「就学」資格では、学業を妨げない範囲でのアルバイトなどが週28時間認められているが、風俗店やパチンコ店など風営法の許可が必要な業種で働くことはどの資格でも禁じられ、違反者は刑事罰の対象となる。
資格外のアルバイトをするには入管当局の許可が必要だが、実際には申請とは違う仕事に就いたり、申請せずに働いたりする不法就労が増加しており、昨年は約3万2000人が摘発され、強制送還などの措置を受けている。(西日本新聞)
[7月30日2時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030730-00000023-nnp-kyu