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(回答先: 北朝鮮ルートなど監視強化 政府、薬物密輸で緊急対策 (共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 7 月 30 日 07:08:46)
北朝鮮から密輸された覚せい剤の摘発量がこの5年間で激増していることが、29日明らかになった。
首相官邸で同日、開かれた薬物乱用対策推進本部(本部長・小泉首相)の会合で報告された。推進本部は、北朝鮮や中国など海路による流入防止を強化するため、「薬物密輸入阻止のための緊急水際対策」を決定した。
推進本部によると、覚せい剤の密輸摘発量は、98―2002年で、中国(香港、マカオを含む)が1789キロ・グラムと最も多く、全体の51%を占めた。次いで、北朝鮮が1232キロ・グラム(35%)だった。これを93―97年の5年間の摘発量と比べると、中国は2倍弱だったが、北朝鮮はほぼ21倍で突出している。
覚せい剤の総摘発量は93年からの5年間は計1012キロ・グラムだったのに対し、98年からの5年間は計3492キロ・グラムで3倍以上に増えていた。
密輸覚せい剤の摘発をルート別に見ると、海上ルートが20件2924キロ・グラムで、全体の84%を占めた。1件当たりの摘発量も大量なのが特徴という。
航空ルートは94件314キロ・グラム、郵便ルートを含む不明・その他は81件254キロ・グラムだった。
このため、推進本部は、緊急水際対策として〈1〉警察と海上保安庁、税関や民間ボランティアなどとの連携で海上・沿岸の監視・取締体制を強化〈2〉立ち入り検査など港湾での監視を強化〈3〉密輸組織の実態を解明する――などに緊急に取り組む。
推進本部はまた、青少年の薬物乱用、携帯電話やインターネットなどを利用した密売の巧妙化などに対処するための「薬物乱用防止新5か年戦略」も決めた。(読売新聞)
[7月30日0時43分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030729-00000115-yom-pol
どなたか分かる方に聞きたいのですが、押収された覚醒剤はいったいどのように処分されているのでしょうか。
約3500キロというと1グラム当たり3万円の末端価格として計算すると、1050億円になりますが、この1050億円分のブツの行き先は何処へ行っているのでしょうか。
建前と実際の両方が知りたい。