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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030722k0000m040106000c.html
(今後はHNを“ミミズ”から“シジミ”に改めます。改名の経緯については雑談板
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/402.htmlをご覧ください。)
調べでは、吉里容疑者は「会うだけでお金がもらえる」などと書いたチラシを女子高生らに配らせて少女らを誘い、男性客の相手をさせる商売をしていたとみられる。
女児4人のうち3人は7月上旬、渋谷区内で女子高生に声を掛けられた。吉里容疑者は、面接の場にしていた同区内の高級ホテルで女児らと会った。当日は話をして、小遣いを渡すだけで別れたという。自分の携帯電話番号を教え、女児3人と連絡を取り合うようになった。
監禁前日の12日、3人のうち1人が、別の同級生と2人で吉里容疑者と会い「部屋の掃除をしてほしい」と13日に会う約束をした。ほかの2人はそれとは別に吉里容疑者と連絡を取り、やはり13日に会うことにした。吉里容疑者は2組が別々にJR渋谷駅前に来るように時間を設定した。捜査1課は監禁しやすいよう、故意に2組が合流しないようにした可能性もあるとみている。
最初に着いた2人は吉里容疑者がタクシーで監禁場所の港区内の短期滞在型マンションまで同乗し、後の2人は男性がマンション近くまでタクシーに乗せ、吉里容疑者が引き取ってマンションに連れ込んだ。2組とも、1人をお菓子などの買い出しに行かせた間に残った1人を手錠で監禁、戻ってきた児童も監禁する方法だったらしい。
マンションは11日、賃貸料を自分で払い、男性名義で契約させた。監禁当日の13日、6月上旬から宿泊して面接に使っていたホテルを引き払い、男性に荷物をマンションに運ばせていた。
男性の家族によると、吉里容疑者とは4年ほど前、チラシ配布のバイト募集広告を見て会って以来の付き合い。「何かアルバイトはないか」と連絡したところ、13日の役割を言われたという。
男性は同課の聴取に対し「社長(吉里容疑者)がスカウトした女の子をマンション近くまでタクシーで連れてくるように頼まれた」と話している。男性は少女らを誘うチラシ配布のバイトもしていたとみられ、同課でさらに事情を聴いている。
東京都稲城市の小学6年女子児童4人の誘拐・逮捕監禁事件で、女児は2人ずつ別々に、自殺した吉里弘太郎容疑者(29)と会う約束をしてJR渋谷駅前に向かい、被害に遭っていたことが分かった。また、このうち2人を監禁場所近くまで運んだ男性(24)は「たまたま(知人の吉里容疑者に)連絡して、アルバイトとして依頼された」と話しているという。警視庁捜査1課は、この男性や、女児らに声をかけたスカウト役の女子高校生から事情を聴き、経緯の解明を進めている。【草野和彦、川辺康広】
[毎日新聞7月22日] ( 2003-07-22-03:20 )