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(回答先: 「加藤哲郎のネチズン・カレッジ」も長崎幼児殺害事件は少年犯行説で解説 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 19 日 23:00:21)
加藤哲郎の解説はしんぶん赤旗を読んでいるような気がしました。
加藤哲郎の文章は見たことがないので、あっしらさんが引用されているこの文脈だけをたどってみると、
「親との行動が多く、母親と一緒に買い物する姿がよく見られた」その少年が、「自分が分からなくなった」、そして「キレた」と。」
*加藤の文脈では、少年が「自分がわからなくなった」と言っているのは犯行の瞬間の心理だと決めつけているようです。これは付き添いの弁護士が少年が犯罪を犯したことを前提に接見し、少年の犯行の核心に迫ってみせている瞬間の少年の言葉である。少年は身に覚えのない「犯行」の瞬間を付添人(推定有罪説で接するという犯罪的役割を演じている)から「なんであんなことをしたんだ」と冷酷に尋ねられたために、おぼつかない記録をたどろうとしてもたどれないために「自分がわからなくjなった」と声を発したのです。
*「キレた」という言葉は、少年が駿くんにいたずらしようとして抵抗されたときの感情であるかのような表現に成っているが、実際は少年の犯行説を湖塗するために、ねつ造された少年の「学校ではキレやすい性格だった」というイメージから加藤が勝手に作り上げた少年像にすぎないと思います。
警察は少年がどういう取り調べのもとで「供述した」かは明らかにしていない。やたらマスコミにリークする方法で小出しに少年の「悪意、犯行の動機」を宣伝しているだけである。
まず加藤成る者が、乏しい証拠を唯一のよりどころにして少年を犯人だと決めつけるひからびた知性を披瀝して、憲法9条の改悪にだぶらせるところが府に落ちません。左翼的ポーズを取ろうとしていることはわかりますが、この程度の技術で、大衆が真実を知らされない状況にほっかむりして、己の存在価値を押し出そうというえげつない魂胆が丸見えです。
マスコミ報道を鵜呑みにして「少年がバリケードを突き破って残虐な犯行に走った」イコール「日本が憲法9条というバリケードを改悪して戦争の道ににつき進んだ」と言いたいのでしょうが、類似した現象とでも言いたいだけで、何の役にも立たない。
きわめて傍観者主義、これじゃ少年犯罪や国家の暴走をくい止めるという視点は欠落していますね。