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(回答先: <女児監禁>謎の資金源 自殺容疑者の素顔は (毎日新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 7 月 20 日 04:11:45)
行方不明になっていた東京都稲城市の小学六年の女児四人が四日ぶりに無事保護された。社会を揺るがす事件が相次いでいただけに、保護者や学校関係者はどんなにか安どしたことだろう。
女児らは都内・赤坂のマンションで手や足に手錠をかけられ監禁されていた。密室の中で恐怖におびえていたことであろう。都教育委員会は心のケアの支援に乗り出すという。万全な態勢で女児らが立ち直るようにしてほしい。
容疑者の男性は同じ室内で自殺していた。動機などは分かっておらず、多くのなぞが残されたままだ。別の事件で児童買春禁止法違反容疑で逮捕状が出ていた。類似の犯罪を防止するため、警察は事件の解明に全力を尽くす必要がある。
女児らは「いいアルバイトがある」と甘言にだまされた。今月上旬、一人がアルバイトに誘われ高額な金をもらったことから、四人で出掛けたと思われる。見知らぬ大人に安易についていく子どもたちの危うさが感じられる。
今回の事件で、少女たちが集まる渋谷の低年齢化が指摘されている。小中学生を対象にしたブランド店舗が増え、女児だけのグループも多くなっているという。風俗業などの勧誘者も多く、判断力のない子どもたちが危険な誘いに乗って事件に巻き込まれる要因は十分あったとみたほうがいい。
高級品にあこがれ金を得たい子どもたちの欲求があり、一方に子どもをも「商品」にする大人社会がある。事件は現代の歪(ひず)みを映し出す。
県内でも県警によると、深夜はいかいなど不良行為で補導される少年が増加傾向にある。最近は二十四時間営業のスーパーやコンビニエンスストアも増え、子どもたちを夜遅くまで見かけることが多い。
公立学校はきょうから夏休みに入る。子どもたちが外で遊ぶ季節である。事件や事故に巻き込まれないよう、家庭や地域社会において、より生活指導の徹底が求められている。
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20030719.html#no_2