現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 819.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 下:「神戸事件と類似点」の声 朝日新聞 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 15 日 15:59:40)
力なき市民さま、みなさま、
『「長崎の少年は、国立武蔵野学院に入所する可能性が高い」。元法務省矯正局長の河上和雄弁護士はそう予想する。精神科医が常駐するなど態勢が充実し、ほかの施設では対応できない少年を受け入れているからだ。
国立武蔵野学院は、さいたま市の住宅街に近い緑の森の中にある。敷地面積約11万平方メートル。四十数人の少年が暮らす寮、体育館、プール、運動場。高さ約2メートルのフェンスで囲まれてはいるが、正面の門は開いている。
多くの少年は1〜2年で退所するという。だが、再び問題を起こすおそれがあるとして14歳で家裁に送られ、医療少年院に入った少年もいる。
神戸事件の少年は捜査段階で28日間拘束され、家裁に送られた後、2人の精神科医が鑑定に60日間をかけた。捜査中はわからなかった「性的サディズム」(相手に苦痛を与えることで性的に興奮を覚える症状)が主因と判明し、医療少年院に送られた。
少年院などで性暴力事件の少年たちのカウンセリングをしてきた大阪大の藤岡淳子教授(心理学)は語る。「自己の感情を封じこめているので、自分がしたことと向き合えるようになるまでに時間がかかります。ゆっくり解凍しないといけない」
(朝日新聞2003年7月13日朝刊紙面)
http://www.asahi.com/special/nagasaki/030713.html
少年は桃ちゃんのパパが知事をやっていた埼玉県さいたま市の国立武蔵野学院に入所する可能性が高いそうです。
両親も大変だ、無実かもしれない少年に会うのも一回往復するだけで数万円もかかってしまうとは.. 』
あたくしの危惧する点
1.『再び問題を起こすおそれがあるとして14歳で家裁に送られ、医療少年院に入った少年もいる』
児童だから、とか何とか言って、14歳になるのを待てば医療少年院に入れることも出来るわけですね。
先ごろ、ちゃんと医師の一存でなく裁判所の意向も、こうした決定に強い影響力を持つという法制が整備されていますから、このまま有罪確定になると、もうそうなるとしか思えません。
2.『神戸事件の少年は捜査段階で28日間拘束され、家裁に送られた後、2人の精神科医が鑑定に60日間をかけた。捜査中はわからなかった「性的サディズム」(相手に苦痛を与えることで性的に興奮を覚える症状)が主因と判明し、医療少年院に送られた。 』
もし冤罪であるならば、裁判所側はこれだけの日数をかけて、ほとんど孤立無援の少年の
長年月にわたる拘束の理由付けを行う、ということになりますね。
3.『「自己の感情を封じこめているので、自分がしたことと向き合えるようになるまでに時間がかかります。ゆっくり解凍しないといけない」』
再び、もし冤罪であれば、この前提に立って少年の両親などとの接見を非常に長期にわたって
制限 することが可能なことになります。
『両親も大変だ、無実かもしれない少年に会うのも一回往復するだけで数万円もかかってしまうとは..』
との力なき市民さまのコメント通り、ご両親に対する接見を妨げ、
精神的苦痛から行動を起こす精神力をそぐことにつながりかねないと思います。