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(回答先: 管理・運営板にお願いしておきました。 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 15 日 08:52:39)
力なき市民さん。お手数おかけします。
あいかわらず「二重投稿」になるため、やましたさんへのお礼ともども、とりあえずこの欄をお借りして投稿させていただきます。あしからず。
やましたさん、映像がみれました。
靴底の現場検証写真の全容がわかりました。Real Plyerで拝見しました。私は投稿で各記事を検証したところ「足跡は屋上のみ」ととらえていましたが、あっしらさんご指摘のとおりこの映像を見たので、「非常階段には靴後がなかった」との認識は撤回します。ただしこの映像でも駿君の靴跡についてはNTVのリポーターはなんら言及していません。もっぱら「犯人」のものかどうかに焦点が当てられていて、アプリオリに「犯人はひとり」とする立場を証明するのものですね。複数であるかも知れないなどという客観的な考えはなし。
少年の通う中学校の指定したメーカーの履き物であれば、男でも女でも何百名かの生徒がいる。いかがわしいビデオの映像など先入観しかあたえないもの。事件のいきさつを振り出しに戻して足跡を考えれば、車で買い物に来た家族連れの中にも同じ靴をはいていた男か女かの中学生もいたはず。彼らが非常階段を歩いて車のところに戻った、などという想定は皆無。ビデオの映像は足跡を少年だと決めつけてゆくための選択肢の一つでしかない。NTVだけがこの特集を組んだのであれば、権力はNTVを通じて靴跡と少年を特定するためにリークさせた可能性もある。
量販店での足跡(こちらのほうがもっと鮮明だったのでは?)を検証したという話も聞かなければ駿くんの手がかりを警察犬に追跡させる方法もとっていない。このことには絶対にふれたくないのでしょう。量販店で少年とは別の駿くん誘い役の「女」(あっしらさん想定)が履いて誘拐したとしたら、「白いスニーカーの女」で目立つのでは?少年と同じくらいの体格の女(155−60センチ、Root Cさん 「この事件についての大雑把な整理」−−−−訂正も含む。http://asyura.com/0306/nihon5/msg/465.html)が少年と同じサイズのスニーカーを履いて連れ出したという推理も成り立つぞ。
名探偵江戸川コナン程度の推理力では(謀略ものはいっさいなし)本件は、先入観と世間的判断基準しか出てこない。
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(松川事件より抜粋http://asyura.com/0306/nihon5/msg/152.html)
判決に疑問をもった作家広津和郎は、克明な調査をもとに雑誌『中央公論』54年4月号から「松川裁判批判」を連載したが、これに対し田中耕太郎最高裁長官は、「雑音に耳を傾けるな」と全国の裁判官に訓示を垂れた。
事件から8年経った 57(昭和32)年の秋、名古屋で講演した広津は次のように語っている。
『真実は壁を透して』というパンフレット風の小冊子が送られてくると私はふと封を切ってぺ−ジをめくって見たのです。そして読むともなく眼をやっている中に、その文章にひきつけられ始めました。これは後に世間でわたしたちが甘いといわれた点なんですが、私はこれはうそでは書けない文章だと感じたわけなのです。そこに引き入れられて全部読み通してみると、どうもこの被告諸君は無実だ、としか考えられなくなって来ました。わたしは宇野浩二にその話をすると、宇野はすでに読んでいて、自分もあれはひどい事件だ、被告たちの訴えることが真実ではないかと思っているというのです。そこで会うたびに2人は松川事件について語り合いました(広津和郎--「歪曲と捏造による第二審の判決『事件のうちそと』)。
(中略、以下目撃者)
平間高司と村上義雄の2人は、事件当夜土蔵破りを計画していたがうまくゆかず、家に帰る途中の午前2時30分ころ転覆現場から足早に立ち去った9人の大柄な男たちを目撃したことを、差し戻し審で証言した。黒っぽい服装の彼らは手ぶらで、足音も立てず「異様な雰囲気」だったという⇒映画・『にっぽん泥棒物語』
もう1人の目撃者である佐藤金作は、その夜、通りがかりにレールをはずす男たちを見た。修理か検査だろうと思って帰宅すると、その中の1人の日本人が跡をつけてきて「口外すればアメリカの裁判にかけられる」と脅した。
5日後、CIC福島事務所に出頭するよう見知らぬ男に告げられた。恐怖にかられた佐藤は、弟のいる横浜に逃げ、三輸車の運転手をして身を隠したが、2カ月後の1950(昭和25)年1月12日に行方不明になり、40日後水死休で発見された。知らせで弟が駆けつけたが,既に警察により遺体は火葬に付されていた。
警察は事故死として処理したが、 『日本の黒い霧』でこの3事件を追跡した社会派推理作家松本清張は、「大きな政策の転換は容易ではない。それにふさわしい雰囲気をつくらねばならない。そのための工作が一連の不思議な事件となって現われたのだと思う」と記している。
3事件とも真実(真犯人)は、今もって明らかではないが、共産党員や労組員が全く関係ないのに犯人にデッチ上げられたことだけは確かである。
この謀略により共産党は国民の支持を失い、労働運動は力を奪われた。その結果、49(昭和24)年6月から1年間で約100万人の労働者が職場を追われ、権力の大量首きりは成功することになり、レッドパージへの道が開かれた。
(中略)
それにしても、この判決に至るまでの広津和郎氏の8年間の努力は、どのように評価しても、しすぎるこいはない。氏の努力がなかったら、これほどの世論は起きなっかた。たとえ別の運動があっても、世問はそれを政治なものと解して関心を示さなかったと思う。広津氏の情熱的な正義感が世間の膨大な眼を松川裁判に向けさせたのである。 (松本清張『日本の黒い霧』452頁)
−−−−−−−−−以上、田村譲氏HP世にも不思議な3大(謀略)事件
(http://asyura.com/0306/nihon5/msg/152.html)−−−−−−−−−−
闇の勢力「青桐隊」について、やましたさんのミラーサイトから転用
(世の中には、人の知らないところで平気で人命を奪う連中がいることを肝に銘じましょう。福永事件の現職警察官「吉野明」がこういうグループとつながりあったと想像できないことはない。各地で起きる警官の不祥事の発覚も何らかの動きを表していると思います。「駐車場」は県警本部と至近距離にあったことはなにを物語るか−−竹中)
http://page.freett.com/postx/kobemovie/dias_hisseki2.html
(以下『告発』第21号11ページより引用)
次は神戸事件の疑惑を追及しその真相に迫った本、『真相』(安倍治夫弁護士監修、早稲田出版)の出版に深く関わった岡田宏さんの発言です。岡田さんは、『真相』をぜひ多くの人たちに広げてくださいとよびかけてから、次のように述べました。
「私は、いま道が開かれようとしている再審の闘いが、必ず近いうちに勝つということを今ほど確信しているときはありません。それはなぜかと申しますと、最近出ました『ディアス』という雑誌にA少年の作文が載っているんですね。A少年は間もなく出所する、すでに関東医療少年院からどこかの中等少年院に移されたということが、いま一斉に言われています。間もなく出所する。そういうキャンペーンの中で少年の作文が発表されたわけです。
これを見でまず最初に私が注目したのは、『オキテだらけの挑戦』というタイトルがついていることです。これは一体例を意味するんでしょう。A少年は掟にがんじがらめになりながらも、少しずつ真実を言おうという意志を持ち始めているんではないでしょうか。『突如脳裏によみがえった昔の記憶』というのがあります。『俺の人生このままでいいのか』というのもあります。そして『心のままに記してみたくなった』と結んでいます。
また、童話作家の森忠明という方が関東医療少年院の講師として招かれて行った際に、『透明な存在』について話をすると、A少年は、『「アッ」とひるんだような表情を浮がべ身をひねらせた。初めて動揺を見せた瞬間だった。まるで何か嫌なものでも思いだしたかのように』と書いてあります。森さんはA少年が自分のかつての犯行を思い出したのだと解釈しているようですが、私たちは違う。警察・検察の偽計によって編されて自白させられた、あのつらさを彼は思いだした。私はそう思うんです。だから少年が出てくれば彼は必ずや真実のためにロを開く、そういう確信を非常に強くもったわけです。
もちろん、一方ではひどいキャンペーンがなされています。出てきた少年を抹殺することを予告するかのような不気味な文章をあの高山文彦が書いているんです。ですから私たちは、彼を守るためにも再審の声を大きくあげて、その声で彼を包まなければならないと思います。そしてA少年に会って必ずや真実を語ってもらう、そういう時がもうすぐそこまで来ているように私は思います。今は暗闇にみえますけれども、夜明け前だと私は思うんです。
さらに、私はA少年の冤罪を晴らすだけではなく、誰がこの国家犯罪を仕組み実行したのかということも、明らかにしていきたいと思うんです。この点について、私は三つの事実を明らかにしたい。ひとつは、あの神戸事件の捜査に当たった特命班というものの実態が、今日明らかになりつつあります。特命班というものが密かに配置され、プロファイリングの報告書を作成しているのですが、そこに名を連ねている犯罪病理学者など専門家六人の中に、元米国中央情報局職員もいたということが明らかになっています。二つ目には、事件直後のまだ神戸新聞杜に犯行声明が届く前に、犯人像をピタリと的中した人物がいる。このことが明らかになっています。この人物とは米国の犯罪捜査官のロバート・レスラーです。この人物が事件にどうつきまとっているかについては、ぜひ『真相』をごらんください。
さらに三つ目には、昨年の六月に『自衛隊「影の部隊」』という本が発行されました。その中に、青桐会という部隊が自衛隊の中にあり、数々の謀略のために轟いていたということが暴露されています。筆者は、元自衛隊陸将補の山本という人物です。私はこの筆者に会おうとしました。ところが、本が出版された直後に変死してしまっていたのです。ブッシュ政権の登場とともに発表されたいわゆる『アーミテージ=ナイ報告』において、『米日諜報機関の再編成』が謳われました。そしてそれ以降、米日諜報機関内の新勢力が旧勢力の所業を次々に暴露するという事態が生まれています。かの『キツネ目』の小説家がスパイであったことが暴露されたのもその一つです。そして『凶悪犯』とされたA少年の、当初言われていたよりはあまりにも早い出所の動きの背後にも、こうした事態が横たわっているに違いないのです。
それはともあれ、今から五年前の神戸事件発生の時に、神戸事件を曖昧にしたら日本国民は暗い森に誘われてしまうということを、私たちは言ってきました。今、それが現実のものとなっています。アメリカの最も野蛮な国家テロリズムに日本が参戦し、これにマスコミも学者も反対を唱えない。こういう時代になっています。しかし私たちは良心の灯を燃やして、この暗闇の中を、自分の道を探して歩いていく必要があるだろうと思います。暗い闇はもうすぐ夜の明けそめることを示していると思います。みなさん、勝利を信じてがんばりましょう。」
私たちの運動に希望を与えると同時に、神戸事件の底に潜むどす黒い部分について考えることをもよびかけた岡田さんの発言に、多くの人がしっかりとうなずきながら拍手を送りました。(以上引用おわり)