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(回答先: <埼玉知事長女>15年間で借金6億円 ずさんな会社経営 (毎日新聞) 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 14 日 16:43:20)
土屋義彦・埼玉県知事(77)の資金管理団体「地方行政研究会」を巡る政治資金規正法違反事件で、長女の市川桃子容疑者(53)は毎月、研究会の経理担当職員に領収書の束を渡し、収支報告書の記載にない支出まで記入したメモをパソコンで作成させていたことが、関係者の話で分かった。メモは支出用の“裏帳簿”的なもので、市川容疑者は、用紙の大きさまで「A4判で」と指定し、提出させていた。
研究会の収支報告書を巡っては、銀行口座に入金があった実際の献金額を記載した「収入メモ」が残されていたことが分かっており、新たに「支出メモ」の存在が判明したことで、収支ともに二重の経理処理が行われていた実態が明らかになった。
メモを作ったのは、市川容疑者の共犯として逮捕された尾崎春美容疑者(54)。
関係者によると、収支報告書を記入する基にしていた「表帳簿」は手書きだったが、このメモは市川容疑者の指示通り、A4判の用紙にパソコンを使って作成され、市川容疑者が流用した分の一部も含まれていた。
メモの内容は、収支報告書に記載されている研究会の職員給与や土屋知事が公務時間外に使用する運転手付き乗用車のリース代などのほかに、知事の政治活動とは直接関係がないとみられる〈1〉市川容疑者が実質的に経営するさいたま市内のデザイン会社社員の給与〈2〉同社のパソコンのリース代や補修費――などの支出も含まれていた。
メモ作成に際し、市川容疑者は毎月、尾崎容疑者に領収書の束を渡しており、関係者は「束は2センチ分ぐらいあった」と話している。
束の中には、タクシー代や飲食代、贈答品代などの領収書もあり、関係者は「(市川容疑者は)自分が経営するデザイン会社で落ちない経費も研究会につけ回していたようだ」としている。
東京地検特捜部の調べでは、市川容疑者は研究会の資金管理を取り仕切り、収支報告書への虚偽記入によって浮かせた政治資金を、自分が経営する会社の運転資金などに流用していた。(読売新聞)
[7月14日15時32分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030714-00000104-yom-soci