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オウム真理教によるサリン製造の中心人物とされ、地下鉄、松本両サリンなど7事件で殺人、殺人ほう助などの罪に問われた元幹部土谷正実被告(38)の論告求刑公判が14日、東京地裁(服部悟裁判長)で開かれる。求刑は夕方の見通し。
教団をめぐる一連の事件では、松本智津夫被告(48)=教祖名麻原彰晃=ら各地で起訴された192人のうち最後の求刑。土谷被告と同様、サリン製造役とされた元幹部遠藤誠一被告(43)は東京地裁で求刑通り死刑判決を受け、控訴している。
土谷被告の初公判は1995年11月で、土谷被告が弁護人を2回解任したことなどから審理が長期化。求刑までに約7年半を費やした。
公判段階の当初は黙秘したが、今年2月の公判で行われた罪状認否では、サリンや猛毒のVXを製造したことを認める一方、松本被告との共謀を否認。地下鉄事件について「自分が製造に関与したサリンがまかれたのかどうか疑問」と述べ、松本事件については「サリンはまかれていない」と主張した。(共同通信)
[7月14日5時29分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030714-00000005-kyodo-soci
地下鉄事件では私が作ったサリンは使用されていない、とはっきり言えばいいのにね。