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(回答先: 幼児殺害・中1生、裏に母の“異常な愛”---専業主婦からパートを気に息子“変貌” (ZAKZAKより) 投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 7 月 11 日 15:58:38)
長崎市内の中学一年の男子生徒(12)が補導された種元駿ちゃん(4つ)誘拐殺害事件。十日、長崎家裁に送致された少年に、周囲はいくつかの「顔」を見ていた。「成績優秀でまじめ」「寂しそう」という普段の表情とは別に、「神経質」「キレやすい」といった激しい感情も併せ持っていた。近所の住民や学校関係者、同級生の証言に、せい惨な殺人を犯した少年の内面の一部が垣間見える。
小学生の息子が自宅周辺で数回、男にいたずらされる被害に遭ったという母親は、「少年補導」のニュースに眠れないまま翌朝を迎えた。
少年と同じ長崎市内の集合住宅に暮らす。息子は少年と面識があるため、少年はいたずらの犯人ではないと分かっている。そのため少年の補導は「いまだに信じられない」と語る。
少年の孤独な姿を印象深く覚えているからだ。小学生時代、エレベーター前のベンチに長時間座っていた。住民に「おばちゃん、今何時」とよく聞いてきた。ベンチで勉強する姿をよく見ていた男性住民も、たまに時間を聞かれることがあった。この男性は「偉いと思う半面、今振り返ると奇妙でもあった。時間を聞くことで、実は何かを訴えたかったのかもしれない」と思いを巡らす。
同じ集合住宅の別の女性は「擦れ違うときはいつもあいさつをしてくれた。礼儀正しく温厚な子。今でもあの子が殺したとは思えない」。ある男性は「私立の小学校に通っていたが、給食が口に合わなくて、公立に転校したと(少年の)母親から聞いた。成績は優秀らしいが、神経質なところがあったのかもしれない」と話す。
補導を「信じられない」と絶句した同級生たち。素直でおとなしく、成績優秀―。そんな優等生の表情とは裏腹に、不可解な行動を証言する住民もいる。
五月下旬。少年が暮らす集合住宅のエレベーターに、防犯カメラが取り付けられた。エレベーター内で男児がいたずらされる被害が発生し、自治会が市に設置を求めて実現した。
ある女性が少年とエレベーターに乗り合わせた時、少年は落ち着かない様子だった。少年は「こがんとば付けとっばい(こんなのを付けてる)」とあごでカメラを指した。異様な雰囲気を感じ取った女性は、逃げ出すようにエレベーターを離れたという。「とにかくピリピリした雰囲気だった」と顔をこわばらせる。
「キレやすい部分があった」。少年が三月まで通っていた小学校の関係者は、生徒の印象をこう話す。「先生に怒られて教室を飛び出して行ったことがあった。落ち着きがない子だった」
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/yuusatu/kikaku1/02.html