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(回答先: <福岡一家殺害>重りは特殊工具 関係者捜索へ 福岡県警 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 02 日 07:51:19)
福岡市の一家4人殺害事件で、海に沈められた被害者に重りとして付けられた下水道工事用の特殊工具「ストラット」は、数年前に製造された古い製品だったことが分かった。福岡県警捜査本部は、犯人に結びつく有力な物証の可能性もあるとみて流通経路などを捜査している。
調べでは、同市東区馬出(まいだし)4、衣料品販売業、松本真二郎さん(41)と妻子3人は6月19日深夜から同20日未明、自宅で男3人以上の犯人グループに襲われ、手錠で重りを付けられて海中に投げ込まれた。その後の捜査で、妻千加さん(40)の手に付けられていた重りがストラットと判明した。
ストラットは、下水道工事で下水管を油圧ジャッキで地中に押し込む際、ジャッキと管の間に挟んで使う鉄の工具。事件で使われた物(約30キロ)は表面がさびており、少なくとも数年前に作られたものだった。
業界関係者によると、最近はジャッキの性能が向上し、ストラットを使わずにジャッキで直接、管を押す工法が主流になった。自治体発注の工事では、ストラットを使わない工法を指定することが多く、廃棄物として処分する業者も出ているという。ストラットは自作する業者もあるが、形状や時期から製造元が特定できる可能性もある。
県警は、下水道工事にかかわったり、捨てられたストラットを入手できる人物が事件に関与した可能性もあるとみて調べている。
[毎日新聞7月3日] ( 2003-07-03-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030703k0000e040109000c.html