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(回答先: 「博多湾のシジミ」と改名してもいいんですが。 投稿者 ミミズ 日時 2003 年 6 月 29 日 00:06:35)
ミミズさん、こんにちわ。
>まず第一に、すみちゃんも述べておられるように、闇金もそれほど旨みのある商売で
>はなくなってきているはずです。そうであれば闇金事業に進出する新規業者が続出す
>ることは考えられません。もしそういう者が出てきたら少々痛い目に合わす程度で済
>む筈です。
私の妄想も、闇金商売が順調ではないということが前提です。
闇金事業が、貸し出し額の拡大=儲けの拡大というかたちで立ち行かなくなっているのは確かで、だからこそ、回収できる確率が高い相手への貸し出しの集中=儲けの確保(維持)が闇金事業者の至上命題になります。
(闇金が“おいしい”商売であることは変わっていないのですから、“おいしい”蜜を吸えるポジションにつく熾烈な争いが起きます)
無関係の人物が闇金事業に乗り出してきたのなら、経済論理で“自然消滅”を待ったり、知恵があるものなら痛い目に合わせたりといった対応を行うでしょう。
しかし、組織(グループ)の一員が組織から離れて闇金事業に乗り出すというのは、損得とは違った対応が求められます。
言うならば、政府が、反乱や二重権力を力ずくで潰すのと同じです。
>第二に、警察ですが、闇金やマル暴とつながった人物は確かに存在するでしょう。し
>かし、捜査本部グルミ、県警グルミでこれらの闇の勢力とつながっていることはない
>でしょう。まじめな捜査担当者が1人でもいたら、この企みは成立しません。
検察組織もそうですが、まじめな捜査担当者がいながら潰された捜査は数多くあります。
ピラミッド型組織の特徴は、上位者の思惑や判断が裾野の動きを制御できるということです。
このため、末端の警察官の不祥事でもできるだけ防御してやったり、再就職先の確保などを通じて、組織の一員であることのメリットを理解するように心がけています。
まじめな捜査担当者も上位者の捜査指揮に従うもので、自分の見解を上申して受け入れられなければ、その“線”を追い続けることはできません。
警察や軍隊がその最たるものである組織特性から、県警ぐるみでなくとも、組織暴力対策や刑事部門の責任者とつるんでいるだけでいいのです。
>第三に、政治家です。確かに福岡県には有力政治家が多く、あっしらさんの挙げた3
>人に加え私の追加した2人がいます。しかしこの5人の誰をとっても凶悪事件をもみ
>消せるほどのタマとも思えません。強いてあげれば古賀さんあたりは相当悪そうです
>が、それでも自分の政治生命(下手をすれば生物学的生命まで)の危険を冒してま
>で、このような計画に加担するとは思えません。
政治家がもみ消そうとするという考えではありません。
犯行グループがある範囲の事件を犯しても、“自動的に”捜査の対象から外れる仕組みになっているという推測です。
県警幹部及び有力政治家と“一蓮托生”になっているので、交通事故のもみ消しのように事後になんとかするというのではなく、“自動的に”捜査の対象から外れます。
あの一家が仲間ではなく“素人さん”であれば、たとえ、県警幹部及び有力政治家と結びついていても、捜査の対象になったはずです。
(これが“ある範囲の事件を犯しても”と言う所以です)
>ただ今回の事件は、警察が相互に矛盾するものまで含め大量のガラクタ情報(中には
>重要情報が混入していることもありえますが)を流しており、それをマスコミが無批
>判に垂れ流していることが特徴です。これは何故か?
マスコミが事件に関する情報を入手する方法は、公式発表を別にすれば、捜査員との個人的な接触や関係者取材です。
事情を知らない捜査員は、目撃証言やビデオ情報を記者に知っているままに話します。
しかし、情報は、捜査の進展とともにある方向に軌道修正されます。
うぶな捜査員でない限り、それが何を意味するのかくらいわかります。
このような思いもあって、昨日、事件に関する初期情報をまとめて転載しました。
初期のリーク情報がすべて正しいとは思っていませんが、捜査の方向付けが末端まで浸透していない段階のリーク情報に重要な手がかりがあると思っています。