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(回答先: Re: 宮城地震:加速度2000ガル以上計測:浜岡原発は? 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 27 日 22:42:37)
浜岡原発はおそろしい代物ですね
シジミさん。 はじめまして。
(浜岡原発の耐震設計は1号機と2号機が450ガル、3号機と4号機の最重要機器が600ガルということです。)
(600ガルという値は、限界地震として想定したM8.5の場合の最大の揺れということです。)
なにしろかなり昔のシミュレーションですから、詳細は知りません。
しかし、これは、海溝型の巨大地震を前提とし、ある程度固い岩盤を想定したシミュレーションでしょう。 それに、今と違って直下地震の断層近くでの地震動データはあまりなかったはですです。
皆さん周知のことかもしれませんが、浜岡原発は以下の問題がありますね。
○ 「最重要機器の耐震設計の前提が600ガルとか低い」
問題は熱水の配管でしょうね。 配管の耐震設計はもっと甘いでしょう。 配管が瞬時に破壊されたら、炉芯溶融しないのでしょうか。
○ 「兵庫県南部地震、鳥取沖地震、宮城地震で800数十〜2000ガル以上を記録している」
○ 安政大地震では、馬が直立していられないほどの揺れがあったと古文書に記載されている(つまり、重力加速度1G=980ガルをはるかに超える振動の存在を裏付けている)。 このデータは無視したんだなあ。
○ 浜岡原発から数キロの場所に活断層が見つかっている。
○ 浜岡原発の敷地内に断層が発見されている(活断層かどうか?)。
施設の直下まで断層が伸びているともいわれている。
○ 東海大地震の想定震源域が改定され、駿河湾内から、静岡県の陸地方面へと向かって移動している。 生成する断層面は、陸地内にかなり長く伸びる可能性が指摘されている。
○ 浜岡原発の敷地の地層(相良層)を構成する岩石は、ハンマーで叩くと簡単に破壊できる、比較的脆いものである。
○ 浜岡原発から放射性物質が放出されると、直ちに偏西風に乗って運搬され、静岡県東部から茨城県−つまり日本国の中枢部に降下するおそれがある。
うーん。 これは凄い。 下手したら日本は破滅ですね。