現在地 HOME > 掲示板 > 地震・天文7 > 157.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 深夜の揺れに緊張 宮城・北部震度6弱(河北新報) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 26 日 05:29:32)
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/07/20030725t73035.htm
26日午前零時13分ごろ、東北から関東の広い地域で地震があり、宮城県の矢本町と鳴瀬町で震度6弱を観測した。宮城県警のまとめによると、古川署管内で4人が軽傷を負い、鹿島台町の病院に運ばれたほか、鳴瀬町でも1人がけがをした。三陸自動車道利府中―石巻河南間が通行止めとなった。宮城、福島両県の原子力発電所に異常はないという。津波はなかった。
気象庁によると、震源地は宮城県北部で、震源の深さは約12キロ。マグニチュード(M)は5.5と推定される。同県内では午前零時38分にも震度3、同50分に震度2の余震があった。
5月26日の三陸南地震では、宮城県北部、岩手県沿岸南部・内陸南部で震度6弱を観測している。
仙台管区気象台によると、今回の地震の震源は宮城県の矢本町と鳴瀬町の境界付近の内陸部で、深さは約12キロ。大陸プレート内部で発生した地震とみられる。内陸部での地震のため、高い確率で発生が予想されている宮城県沖地震との関連は特にないとみられるものの、5月26日に発生したM7.0の三陸南地震以降、周辺の内陸部での活動はやや活発になっていたという。
付近の震源域では過去大きな地震は起きていなかったが、1962年4月には、今回の震源から北約30キロを震源とするM6.5の宮城県北部地震があり、3人の死者が出た。
同気象台は、宮城県沿岸北部は雨で地盤が緩んでいることから、がけ崩れなどへの警戒を呼び掛けている。
各地の震度は次の通り。
震度6弱=矢本、鳴瀬(宮城)▽震度5強=鹿島台、南郷(宮城)▽震度5弱=石巻、大郷、松山、涌谷、田尻、河南(宮城)▽震度4=室根(岩手)古川、松島(宮城)など▽震度3=大船渡、盛岡、二戸、北上、一関(岩手)気仙沼、女川、仙台(宮城)雄和町役場(秋田)新庄、最上、天童(山形)梁川(福島)那須(栃木)山北(新潟)など▽震度2=八戸、五戸(青森)宮古、釜石(岩手)丸森(宮城)秋田(秋田)酒田、山形(山形)福島、郡山(福島)水戸、つくば(茨城)矢板(栃木)新潟大野(新潟)など▽震度1=六ケ所(青森)仙台青葉消防(宮城)能代(秋田)鶴岡、米沢(山形)会津若松(福島)土浦(茨城)宇都宮(栃木)千代田(群馬)久喜(埼玉)佐原市役所(千葉)横浜(神奈川)新潟(新潟)など
<三陸南の余震と違う/地震予知連絡会長の大竹政和・東北大名誉教授の話>
震源は仙台湾近辺の浅い場所なので、5月の三陸南地震の余震とは全く違うだろう。仙台湾付近で起きる地震は珍しく、近い将来に想定される宮城県沖地震との関連も懸念される。宮城県沖地震の想定震源域の周囲で地震活動が高まっていることの一環とも考えられる。
2003年07月26日土曜日