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(回答先: 川辺川・ダム本体工事費計上せず 国の04年度概算要求 (熊本日日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 27 日 23:45:48)
http://www.kumanichi.co.jp/kawabegawa/kiji/20030828.1.html
川辺川利水事業の計画見直しをめぐり、九州農政局が新たに作成した対象農家の名簿が地元建設業者に流出した問題で、川辺川総合土地改良事業組合の園田耕輔組合長(錦町長)は二十七日、名簿流出に関係した幹部職員二人を停職処分したことなどを同事業組合議会で報告した。
処分したのは、建設業者幹部から名簿入手を依頼された同事業組合の関係機関委員(人吉市議)に名簿を手渡した総務課長と、報告を受けながら名簿回収など適切な対処をしなかった事務局長の二人。「組合の信用を著しく傷付けた」として、それぞれ九月一日から二カ月の停職とした。
園田組合長自身も監督責任を取り、本年度の組合長報酬を返上する条例改正案を提案し、可決された。関係機関委員から提出された委員辞職願を受理したことも明らかにした。
園田組合長は「職員が不用意に名簿を渡したことで、新利水計画策定に支障をきたすこととなり申し訳ない。今後、名簿管理などには十分注意する」と話している。
同問題は、川辺川利水訴訟原告・弁護団の指摘で表面化。九州農政局などの調査の結果、組合職員が関係委員に渡した名簿が地元建設業者幹部に流出し、同幹部が名簿をコピーして地元建設業者二十四社に配布したことが分かった。
利水訴訟原告団の梅山究団長は「名簿流出は信頼を裏切る行為であり、組合には信頼回復に努めてほしい」と述べた。
【写真】川辺川総合土地改良事業組合議会で、名簿流出に関係した職員の処分などを報告する園田耕輔組合長(右)=27日午前、球磨郡山江村の同事業組合事務所
熊本日日新聞 2003年8月28日朝刊掲載