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(回答先: う〜ん(よろしければ無花果さまもお読みくださいませ) 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 8 月 18 日 02:35:14)
ぷち熟女さん、夜明けどきにお返事くださりありがとうございます。
イスラームとテロの問題については、しばらく前にたけ(tk)さんに伺った事があります。
彼のお話によると、現在のイスラーム世界における自爆テロ行為が始まったのは、ロッド空港事件で岡本公三たちが実行した
死を覚悟とする襲撃行為が起点で、これは日本の自爆攻撃:特攻隊が原型だ…との事でした。
(紹介の仕方が間違っていましたらお許しください)
つまり、起源はイスラームではなく日本の特攻隊だというお考えかと想います。
しかし、このとき私は若干のところ腑に落ちない思いをしていました。
assassin:暗殺者、刺客という言葉があります、これはイスラームの「暗殺団」に対してキリスト教徒側が名づけたもののよう
で、これに関する著作物もいくつか存在します。
これが、信頼に足るものかどうかは私には手ががりもなく、判断しかねますが…。
しかし、イスラームに属するものとして名づけられたassassin:暗殺者そのものは昔から存在したものらしく、麻薬によって陶酔
状態で教育を(洗脳)施した人間を暗殺者として送り込んだという表現が著作物の中にありました。これをそのまま信じ込むわけ
ではありませんが…。
自爆攻撃につながる素地が「異端」ではあれ、イスラーム自身に無いとは言えないように想っていました。
このような素地があると想われるところに、それこそ闇からの操作の手が伸びる事はありえます。(理屈で考えれば)
ここはぷち熟女さんだけではなく色々な方が読まれるので、失礼かとは想いますが、このスレの流れに私が入れた文を再度
入れさせてください。
>薬を猛毒としてあやつり、闇で侮蔑の目をもって冷ややかに笑う者が世には存在する。
>戦争、殺戮となれば異教徒の行動原理を無慈悲に利用するのが近代の戦争執行人の行動原理になっている…。
ですから、彼らの宗教的素地に対し同系の宗教的スタンスを持つものからか、異教徒からか、あるいは宗教を越えて自ら神の
次代を実行しているとする者からの、闇からの操作の手が伸びる事はあり得ると想っています。
……………
そういう中で、私が現在パレスチナなどでの自爆テロを実行する方に対して想っている事は、実存的な自由、希望が、そのような
手段でしか得られない状況に追い込まれているという事であり、自爆テロを実行させている内的な階梯というべきものは、やはり
彼らの歴史的な信仰によって用意され、自尊心を持って決心されているのではないかという事です。
(それがイスラムの「根本精神」に基づいているかどうかの教義判断は別にします)
果たしてこれが「理解」になっているか分かりませんが、私の認識です。そして、自爆テロを美化する想いはありません。
しかし、爆撃、狙撃、硝煙のにおい、死体の腐った匂い、家族の悲哀の中で考えているのではない者の認識、理解の限界と
同時に…対極をなす場での可能性に眼は見開いていたいと想います。
私たちの認識とは別に、無花果さん、はまちさんたちの認識、理解をお知らせいただけるのを私も期待しています。
(これをきっかけにした危険に会わない程度に語れるなら…としたいと想います)