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(回答先: 「犬死」にしてはならない : タイトルの訂正です、失礼致しました。 投稿者 黄色い人 日時 2003 年 8 月 16 日 00:33:02)
黄色い人さん、こんばんわ。
あえて、「犬死」という、不謹慎な言葉をつかってしまいました。彼らの「犬死」を本当の「犬死」しないために。
現在、日経新聞朝刊で水木しげるさんの「私の履歴書」が連載されています。8月15日の連載分を読んで、心で涙してしまいました。
一部を引用
(前略)
大勢が死んでいった。祖国のため、愛する人のために勇敢に散った人たちもいるが、無謀な命令による戦死も少なくなかった。この陣地を死守しろとか、あの丘を攻略しろとか、大局から見るとちっぽけなことにこだわり、死が美化された。面子、生き恥、卑怯という言葉のために多くの兵士たちが逝った。
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二人乗りの小船で行軍中わにに引きずり込まれた戦友がいた。すぐ脇にいた私は気付かなかった。とれた魚を口にくわえたまま、もう一潜りしようとしたとき、魚が暴れて口の中に入り込んでしまい、窒息した仲間もいた。
自作の劇画や漫画の中で最も愛着が深い作品は何かと聞かれれば、「総員玉砕せよ!」と答える。ラバウルでの体験を描いた戦記ものだが、勇ましい話ではない。誰に見取られることもなく、誰に語ることもできず死んでいき、そして忘れさられていった若者たちの物語だ。
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(後略)
お勧め映画、水木しげるさんとは戦場は違うが、第二次大戦のロシア戦線が舞台、ドイツ軍を主役にしたため、ハリウッドを牛耳るのユダヤ人からは無視された映画ですが、ぜひともご覧を!
サム・ペキンパー監督「戦争のはらわた」
ドイツ軍シュタイナー伍長(ジェームス・コバーン)の魂の叫びを聞け!DVD,VHSビデオ、バンダイから出ています。
お勧め本、リーマンさんもお気に入り(夏休みあけには、コメントをいただけるでしょう)
「神々の軍隊 〜2・26事件 三島由紀夫と国際金融資本の闇〜」浜田政行著 三五館
最初に紹介した秘密工作の本(シジミさんご指摘)と併読すれば、グレート・ゲームが手に取るようにわかるでしょう。
未だパソコン復旧せず、レス遅くなり申し訳ありませんでした。