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すみちゃん さん
ご丁寧なレスありがとうございます。
>レス遅れましてすいません。ご投稿が画面で下の方に埋もれてしまっていました。
私の方こそ返事が遅れて大変申し訳ありません。
前回は初めての投稿でしたので上手くいかず、見えにくい位置になってしまったようです。
今回は上に表示されていると思います。
>8〜11世紀に黒海とカスピ海との間にハザール帝国がありました。
>断定はできませんが、その関係かも。
>プリェートニェヴァ 『ハザール謎の帝国』 新潮社
>アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』
>イスラムが勃興した頃、カスピ海から黒海にかけてハザール王国という遊牧民の王国が
>あり、サラセン帝国の侵攻をはねかえしました。
>ビザンチン帝国とサラセン帝国にはさまれたハザール王国は、
>国家としての独立をたもつために、キリスト教もイスラム教も斥け、
>ユダヤ教に国をあげて改宗したと言われています(生存の都合?)。
>『謎の帝国ハザール』は、旧ソ連の考古学の権威によるハザール王国の紹介です。
>民族の沿革から王国の成り立ち、サラセン帝国との死闘を語り、
>考古学の知見を動員して、地名の比定をおこなっています。
>ハザール王国は奇妙な国でして、アメリカ合衆国みたいな多民族国家として運営されて
>いたようです。 何か実験国家のように見えます。 そして、滅亡のときに、なぜかほ
>とんど痕跡を残さないように注意して中央アジアから立ち去ったようです。
わざわざ書籍まで紹介していただき有難うございます。
ハザール帝国については、ユダヤ陰謀論の本で少し読んだ事がある程度です。
「ディアスポラをしたスファラディー系ユダヤ人に対し
ハザールの子孫はアシュケナジーと呼ばれ
人種的にもまったく違い、前者は有色人種で後者は白人に近い。」
といった内容だったと思います。
しかし実際には単に住んでいた地域の違いに基づくもので、
東欧に居住してきたのがアシュケナジー、
スペインなどに居住していたのがスファラディーのようです。
今まで読んだ限りでは、ユダヤ陰謀論には変なトリックを感じ、私はあまり信じてはいません。
(「赤い楯」は唯一の例外ですが、別に陰謀論ではない。)
幕末期の国際金融家に関する説を読ませていただきました。
私は今までこのような説を読んだ事がなかったので
非常に新鮮でもあり又ショッキングでもあります。
その中で「薩長=維新政府〜国際金融」のラインを展開されていますが
すみちゃんは日本側の黒幕の中心人物として、具体的に誰を想定されているのでしょうか?
また、一般レベルで良く知られている人物でしょうか?
もちろん特定の個人に絞るのは難しいとは思いますが。
国家を借金まみれに出来るという事は、かなりの政治的権力者でないと務まらない筈です。
いくら財力があっても、政府内に居ない事には出来ないでしょう。
個人的には財政・金策に明るく、適度に俗物的趣味もあり、
西郷から「三井の番頭」と揶揄されたこともある
井上馨あたりに疑惑の目を向けています。
他にも所謂「軽薄才子」的なタイプの人物は
「奴ら」から狙い撃ちされているのではないでしょうか?
このタイプはエージェントとしては適任と感じるからです。
勝海舟は「氷川清和」の中で、いかに外国から金を借りないで
運営していくか、非常に苦心したという内容のことを述べています。
彼はその立場・キャリアからかなりの真相を知っていたのでは
ないでしょうか?(決して全てを語ってはいませんが)
又、ご存知のとおり坂本竜馬は勝の弟子です。
竜馬の様々なプラン・活動もその背景に勝の存在があると
考えるのが妥当ではないでしょうか?
竜馬に航海術を教えたのも、西郷を紹介したのも勝ですし、
江戸無血開城も勝と西郷の以前からの関係があったからこそ成功したのだと思います。
竜馬を使って薩長を同盟させ、幕府軍を撃退し、幕府に政治・軍事的圧力をかけるが
最終的には西郷との腹芸で丸く治める。
という計画が「幕臣」勝の中にあったのではないでしょうか?
海外勢力からすると、魔法か何かに見えた筈です。
会津藩については、当時の京都は政略の中心でしたが
国際的な情報集積地となるとやはり長崎ではないでしょうか?
京都は国内の情報は集まるでしょうが、海外の情報には案外疎かったと思います。
竜馬も「世界を知りたかったら長崎に行け。」と言っています。
当時の長崎に出入りしていた人物を洗っていけば
「犯人」も見えてくるのではと思います。
薩摩藩が英国勢力と結託したのは歴史的事実ですが
問題は結託の形態と、隷属の程度にあると思います。
特に薩英戦争後に英国に接近したプロセス・人物を綿密に調べていくことで、
それが明らかになるのではないでしょうか。
(下らない余談ですが明治初期の欧米視察のメンバーが視察中
投機に手を出して大金をスッたという話を以前読んだこと
があります。うろ覚えですのであまり当てにしないでください。)
阿修羅サイトは最近読みはじめたばかりですが
質・量の豊富さと、ショッキングでディープな内容に非常に驚かされています。
私は毎日は閲覧・投稿はできないと思いますが、
定期的にまた書き込みさせて頂こうと思ってます。