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(回答先: 公正さを欠いている「国際基準」など本来はおかしい 投稿者 書記長 日時 2003 年 6 月 22 日 17:05:27)
>ルールというのは公正さを保つためにあるのだとしたら。
これぞ、あの恐ろしい英国病の実態です。
別に、銀行業は、銀行の専売特許でもない。
銀行業に参入するためのガイドラインである。
外資が日本の銀行で利益を出せるというなら歓迎すべきだ。
そのためのルールがBIS規制である。
なにも、大垣共立銀行や、十六銀行など経営の苦しいところが
BIS規制を守って国際業務をやることなのか??
今回の、国際業務の撤退は両行にとってたいへん評価できる。
バブルのころ、地方銀行がこぞって見えのために、ニューヨークに支店を出したり、収益性もないのに国際業務を行うというバブル的な発想こそ封じ込める必要がある。(社会主義護送船団方式のモラルハザード)
其のモラルハザードがばれてきた転機になったのがたまたまBIS規制だったというのにすぎない。
現に1985年の大蔵省の大臣は、BIS規制に関してなんにも心配ないみたいなことをいっている。
そして、突如89年ごろからBIS規制がどうのこうのとはじめる。
メディアもそれに載った形になる。泥縄というか。銀行にたのまれたのか?
この辺の記事を読んでいると、政府が大変に身勝手としか思えない言動が目立つ。
BISのことは、1975年から徐々に検討されてきておりそれが大蔵省でまったく議論されていないということ自体腹が立つ。
これは、大本営の戦略ミスとしかいいようがない。
これこそ、親方日の丸主義である。