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(回答先: Re: 採点をお願いします。 投稿者 あっしら 日時 2003 年 9 月 09 日 16:49:13)
あっしらさん、毎度ありがとうございます。自分の無知をさらけ出して質問して良かったです。
>政府=財務省は、自分の目が黒いうちにそれが可能だとは思っていなくても、借金(国債)をきちんとした形で清算するつもりだと思っています。
踏み倒すという荒業を使わなくても、踏み倒したのと同じ成果が得られる手法も知っているはずです。
これについての手法・方法は何通りかあるかと思うのですが、借金を清算するわけですから、税収からの返済という手法・方法以外であれば、手品のように借金を消す、ということになるのでしょう。
その手法・方法であれば、借金が消えるのと一緒に、おそらく同額のお金もどこからか消え去るのでしょう。
そしてそれは国民の預貯金である可能性が高いのではないでしょうか。
>支配者への手紙さんへのレスで書いたように、産業競争力が維持され貿易収支及び経常収支の黒字が確保されている限り、「国債サイクル」が危機に陥ることはないと考えています。
しかし、現在の政策や価値観で「うまい具合に立ち直ること」は期待できません。
あっしらさんは確か、「貿易収支」が近い将来に赤字になる、と予測していたと記憶しています。
そして、産業力が低下すれば、
日銀券は日銀によって信用力が付与されているわけではありません
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/860.html
の最後で、書かれているように、
「日銀券の信用が揺らぐのは、産業力が低下し、失業者増加などそれで生じる国民生活の困窮化をカバーするために財政支出を拡大させることで悪性インフレが起きたときです。」
悪性インフレの起こる可能性があると警告されています。
これって現在、この寸前なのではないでしょうか。
「貿易収支」が赤字に転じれば、大した時間の必要もなく、「国債サイクル」が危機に陥ることになり、「悪性インフレ」が発生し、「踏み倒したのと同じ成果が得られる」ことになるのではないでしょうか。
そして踏み倒したのと同額くらいの財産が、どこかから消えるわけですよね。
政府・財務省はもうこの方法しかないと、分かっているのではないのですかね。
で、その方向に意図的に持っていこうと考えているとか。
そして、その方法や考えというのは、外国の金融勢力もそれを後押ししているのでは?
混乱して大暴落した日本の資産や企業を買いまくろうと企んでいるんじゃないでしょうか。
その道筋は出来上がっていて、小泉的破壊であっても、亀井的積極財政による破壊であっても、結局は行き着く先は同じところなのではないでしょうか。
ゴールは一緒。それとも違うのでしょうか。
どの道、ゴールは一緒なのに、くだらない政治の茶番を見せ付けられているとか。
そんな風に感じました。
>新規国債の発行をやめその分歳出を削減すると、新たにざっと500万人の失業者が発生するというとんでもない状況になります。(公務員の給与を削減しなければ、新たな失業者が700万人くらい発生します)
既存の失業者と合わせると1000万人の大台を大きく超え、失業率は15%を上回る可能性もあります。
どの道を通ってもゴールが一緒であれば、傷の浅いほうがよいですね。
>国民経済とは何なのか、国家とは何なのか、を真正面から議論しなければならないことだけは確かです。
これはきっと、政治家や評論家だけではなくて、我々国民全員で議論をしなければならないということなのでしょう。
今回は以上のような道が見えてきました。