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(回答先: Re:ナチスきガイキチ? 投稿者 ビルダーバーグ 日時 2003 年 9 月 04 日 12:44:26)
ビルダーバーグさん。 こんにちわ。
(第二次世界大戦はレーニンが「帝国主義論」でいう市場分割戦ではない、と言っているのはかの「世界資本主義」の著者の岩田弘氏です。)
それは未読です。 と言うか昔世界資本主義論の本を一冊読んだだけです。
市場分割戦ではなく、経済システム(運営の仕方)が違うというように見るべきのように思います。
(ナチス首脳がまともな頭の持ち主かどうかも怪しいものですし、どちらかというと、オウムの麻原が天下を取ったようなものでしょうから、彼らが戦争に勝ったあと、世界をどう管理しようとしていたのか、が普通の人間には、よく理解できないのは当然でしょう。反面、「人類はやがて超人になる」というようなパラノイアックなことを真顔で言う国家権力者もヒトラーしかいないわけで、妄想に興味を抱く人がナチスに関心を寄せるのも無理はない。)
確かにデタラメ言ってますよねえ。
しかし、確信犯の詐欺師という仮説も成り立つと思うのですが。
麻原の行動は、ある意味で合理的そのものだと思います。
彼がデタラメを言っていたのは、デタラメを信じ込む馬鹿者がいるからです。
馬鹿は死ななきゃ直らない。
彼を北朝鮮のエージェントと考えれば、それほど不合理な行動はとっていないように思います。
もちろん誇大妄想狂的な疾患はあり、その意味でキチガイではあることは否定できません。
興味深いのは、キチガイがなぜ政権を奪取できたかなのです。
ドイツ国民の困窮や憎悪に形を与える主張を真っ向から行っていたのはヒトラーだけだったからです(これを主張したのはピーター・ドラッカーとカール・ポランニーです)。
他の政治家は「問題」から逃げていた(ように民衆から見えた)のです。
しかし、それだけでは政権奪取には至りません。
総選挙時にナチスに巨額資金を手渡したのがウォーバーグですよね。
この選挙資金があったから政権を奪取できたわけです。
そうするとやはりエージェントだったのではと疑われます。
(ヒトラーはもともとの出身が公安−スパイですね)
まあ私が合理的に考えすぎているのかもしれません。