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(回答先: 相対性理論はインチキだろう. 投稿者 狂的電磁波 日時 2003 年 8 月 31 日 18:47:06)
http://www.geocities.jp/kurozumix/soutai.htm
<1−3.相対論の原理にひそむ理解不可能な論理展開を明らかにする>
ここでは、光時計に関する従来説明の誤りと、相対論の破綻例を示します。
[説明]
まずはじめに、特殊相対性理論の原理となっている「特殊相対性原理」と「光速度不変の原理」を記します。
光速度不変の原理
@「真空中の光の速さは光源の運動状態によらず一定である。」
特殊相対性原理
A「物理法則は、すべての慣性系に対して同じ形であらわされる。」
アインシュタインは、この@とAを指導原理として採用し特殊相対論を作り上げました。
ところで、@はAを考慮に入れると、つぎのようにも表現されます。
光速度不変の原理の別表現
B「いかなる慣性系(観測者)から見ても、光の速さは一定値cである。」
さて、「光速度不変の原理」の実験的証拠としてよくあげられるものに、連星からの光の速さの測定があります。
「相対性理論」(中野董夫著 岩波書店)にはつぎのように記されています。
運動している光源
「光速不変の原理によると、光の速さは光源の運動に無関係である。この原理の検証は、まず天体の観測によって行
われた。真空中の静止光源による光速をc、観測者の方へ速さvで運動している光源からの光の速さをc′と書きc′=c
+kvとおく。2つの星が互いのまわりを回転している二重星では、一方が地球に近づいているときは、他方の星は遠ざか
っている。これらの星からくる光を観測したところ、k<10^-6であることが知られている。(途中略)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/renseiffffff.gif
このようなことから、k=0であり、光速度不変の原理は正しいと考えられる。」
このように光速度不変の原理の証拠があげられているわけですが、しかし少し考えるとわかる通り、これは「光は絶対
空間を直進する」というマクスウェルの考えの正しさを確認したものになっているにすぎないということです。光が絶対系を
基準に進行することを明瞭に示していて(光源の運動に影響を受けないことを示している)、相対性理論の破綻の例とい
えるのです。
相対論は、下記の光時計の光進行を見てもわかる通り、一方では光はまるで慣性の法則に従うかのように進行すると
主張する理論(光源の運動に影響を受けて進行するのだと主張)ですので、上の事実が自身の主張を真っ向から否定して
いることを考えれば、相対論の内部矛盾に気づくのは容易です。
図の説明は、絶対系の存在を支持しているだけであり、この連星の結果はBの意味の「光速度不変の原理」の証拠には
なっていない。図では、連星が動き地球が止まっているという形となっていて、これではBを証明することはできません。
Bを証明するには、地球が近づいていく場合と遠ざかる場合の二重星からの光の速さを比べなければならないからです。
この二重星からの光の挙動は、相対論誕生以前に皆がマクスウェル方程式に関して認識していた「電磁波は絶対系を
基準に速さcで走る」という電磁波の挙動そのものとなっていることに注目してください。
@は現代物理学においても正しいものです。これはマクスウェルが電磁気学を完成したときから皆が認識していたこと
で、この@の表現には、なんら相対論的な要素はありません。光速度不変の原理の正しさを証明するには、@ではなく、
Bの方をこそ実証しなければならない。
ここらあたりの@、A、Bのからまり具合をよく理解していないと学者の説明にごまかされてしまいますので、十分注意し
てください。
上の二重星の事実は、「光は絶対系を基準に光速cで走る」ということを支持し、絶対系の存在を強力に主張する内容の
ものであって、じつは特殊相対論を否定する実例であったのです。
物理学者は、特殊相対論の破綻例を「相対論の正しさの証拠」として教科書等であげつづけて
いるわけです。
結局、物理学者は、相対論において最も本質的なBの場合の証拠をあげようにもあげられず、@の正しさを主張して、
ごまかすしか手がない状態なのです。
ちなみに、光が、光時計のように、慣性の法則に従ったような進行をするものではなく、絶対系を基準に走るものである
ことは、つぎの例でも実証されています。
[光が、慣性の法則に従わず、絶対系を基準に走ることを実証した例]
●<「光速度不変の原理が実験的に実証されている」は大嘘である>
●<レーザージャイロにより、絶対系の存在は確実となった>
特殊相対論の原理における奇妙な点をさぐってみます。ここで光時計を持ち出してみましょう。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/img004.gif
図Aにおいて、慣性系S′に固定された光源から光が上方向に発せられ往復運動しているとします。もうひとつの慣性
系Sも考え、いま系S′は系Sに対して右方向に速度vで動いているとします。系Sから眺めれば、光は図Bのように斜め
上方の鏡を追いかけるように運動すると相対論では主張します。
ここでもし、慣性系Sを絶対系におきかえればどうでしょうか。マクスウェル方程式によれば光は絶対系を直進すると教え
ますから図Bのように斜めには進まず、真上にいくことになり鏡には当たらない事態になって、上の光時計の説明はおかし
いということになります。しかし、現代物理学では、「絶対系というのはありえない」となっていますから、そんな解釈は許さ
れていません。
ところが、光は絶対系を基準に進行することは、航空機に搭載されているレーザージャイロによって実証されていますし、
また上の二重星をみても明らかです。絶対系は実在します。
さて光時計では、結局、光源からの光は次の図1(「相対性理論」(中野董夫著 岩波書店)の図)のように進行するという
驚くべきことを言っているのと同じです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/img005.gif
これは、光はボールと同じような進行をすると主張するものですが、はたして光(電磁波)が現実にこんな進行をするもの
なのかどうか。
光は本当にこんな進み方をするのでしょうか?
相対性理論を必死で守ろうとする物理学者は、光は絶対にこのように進行すると主張します。
なぜなら、現代物理学者は特殊相対性原理という原理を頑なに守る必要があるからです。もし、万が一、光が上のような
進行をしないと判明したならば、もし上の方向からちょっとでもズレて進むことが判明したならば、電磁気学だけは系によっ
て記述が差別化されることになって、「全ての物理理論はどんな慣性系でも同等」という大原理が破れることになり、相対
論のみならず、現代物理は総崩れしてしまうからです。
光は、じつは、光時計のような進行の仕方をしないのです。
その理由を述べます。
上の二重星での光の挙動を見てください。光は、光源の運動の影響を受けないことが実証されています。
しかるに、上の光時計(思考上の産物!)では、光源の運動の影響を受けて(まるで慣性の法則に従うように)進行すると
している。正反対です。
以上より、光時計の光の挙動は嘘であると断言できるからです。
相対性理論が大嘘の空論であることがわかるでしょう。
光時計こそ、光速度不変の原理と特殊相対性原理を具現化したものであり、特殊相対論の土台であることをしっかりと
認識してください。
そして、それがアインシュタインのとんでもない欺瞞から発明されたものであることを!
21世紀物理学の新しい公理の提案 杉岡 幹生
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/index.htm