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(回答先: すみちゃんの語る「誰も教えてくれなかった近代日本史」日露戦争編(補講) 投稿者 リーマン 日時 2003 年 8 月 27 日 02:45:51)
こんにちは、阿修羅の投稿を興味深く読ませていただいている者です。
> 戦艦三笠という大きな船を思い浮かべてください。頑丈そうな鋼鉄でできた船体。表面上は紛れもなく
> 「日本」。しかしそのブリッジ(頭脳部分)には、ひっそりと、そしてしっかりとイギリス人が寄生して
> いたのです。
ご存知のことかとは思いますが、念のため。
「三笠」は日本製ではありません。英国のヴィッカース社製です。
当時発展途上国であった日本に、最新鋭のド級戦艦は作れませんでした。
なお、真珠湾攻撃等でも活躍した高速戦艦「金剛」でさえ、英国(ヴィッカース)製です。
日本は戦後アメリカから数々の先端技術を学んだ(正確には「盗んだ」)ように、
戦前は英国の技術に依拠して発展してまいりました。
第二次大戦前の日本と英国の関係は、現在のアメリカとの関係に相当したのかもしれません。
この文脈で、例の1941年のマレー沖海戦というのは、いわゆる陰謀理論から言うと、
「真珠湾攻撃」の小型版だったのかもしれませんね。
しかし、日本海海戦にしろ、マレー沖海戦、真珠湾攻撃にしろ、戦前の日本海軍の作戦の
数少ない成功例が、すべて「ヤラセ」という説には、説得力があるがゆえに、正直驚きました。
今後も皆様方の独創的な投稿を期待しております。