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★阿修羅♪
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(回答先: Re: 読み書きソロバン 投稿者 無花果 日時 2003 年 8 月 27 日 06:56:36)
ずこく平凡なことを一言、言っただけなのに「ご指摘」とか言われるとあせっちゃいます。
独学は発想の死角に陥りにくいというのを聞いたことがあります。
ボクはたいしたことは言えないので、そのかわり最近出版された
「素人のように考え、玄人として実行する」金出武雄著（PHP出版）に
日本と米国の教育の違いについて興味深いことが書かれていたので、
それを参考までにご紹介します。
なお、独学についてではありません。
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日本
日本の教科書は公式を理解するという一般的なところから始め、それから「この問題を、
定理にあてはめて解いてみなさい」という練習をやさしいものから順に生徒にさせるという
仕組みになっている。つまり、はじめに公式ありきである。
米国
1. まず、「こんな問題が世の中にはあります。どうして解けるか考えてみましょう」と
やさしい問題から考えさせる。
2. そして、「なるほど、そうしてできましたか。じゃあ、次に似たような問題を考えましょう。
この問題も同じように考えると解けるでしょうか」と、生徒にヒントとともに似たような問題を
次々と自分で解かせる。問題はだんだん難しくなるので、子供たちはだんだんと理解を深め、
「ああ、こういうことも考えなくてはいけないのか」と気づく。
3. 最後に、それらの問題に共通する仕組みや定理を理解する。
公式の使い方ばかりを練習していると、考える力は育たない。
考えなくてもさっと公式を使う、つまり知識の塊として無意識に使う必要があるのは
それを職業とするプロ、玄人である。
ほとんどの人にとって、その使い方は素人でよい。その考え方、出てきた仕組みを学ぶことが
あとあとアイデアを生んだり、発展性のある応用開発をするのに役立つ。
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以上引用終わり
どう見てもこういう部分は米国式のほうが勉強の中身がしっかり身につきそうだし、
楽しみながら勉強できそうで優れていると思うんですが、
アメリカに留学する日本人はたくさんいるのに、今だにつまらなくてしかも身につかない
上記のような日本式が改善されないのは何ででしょうね。
陰謀論的に考えると文部科学省や教科書執筆学者に日本の教育の質的向上阻止、
愚劣教育維持を目的としたエージェントがいるということなんでしょうか。
ゆとり教育も学力低下をもくろんだものだという説もありますが、
ただ、上記のような日本の教育方法で学力を向上させろというのは奴隷的精神の強化に
なりますし、教育内容もそれが本当に必要なのかというものが多いですよね。
将来、技術者になるつもりもない人に物理だの化学だのを教えるよりは、
もっと別のことを教えたほうがはるかに有益なのに
日本の教育内容は救いようがないくらい硬直的で、
いろんなことをたくさん吸収できる青少年の貴重な時間を無意味に潰してしまっていると思います。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。