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★阿修羅♪
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(回答先: 面白かったです。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 8 月 25 日 00:38:30)
エンセンさん。お返事ありがとうございます。お楽しみいただけましたでしょうか。
私は２００１年問題観察者さんの投稿は恥ずかしながら最近読むようになったの
ですが、その先見性に大変興味を惹かれました。この阿修羅の空耳の丘に沢山重要な
書き込みをしてくださってます。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい内容だと思います。
現在では松竹梅の間というホームページで家主さんとなって（ハンドルネームはｂｖ）
活躍されています。また、いつか阿修羅にも書き込みをしてくださるといいですね。
以下は最近の氏の書き込みです。
[2835]■ これからの日本で起こること。（民営化、教育改悪、他）
IT革命、創造、生き残り、グローバリゼーション、地政学、国際戦略、
国際貢献、勝ち組、民営化、統治、などなどのキーワードや、
それを売り込もうとする連中や、
その手の人間の言うことを見ていると、
今後、日本で、どのようなことが起こるのか？は、
おおよそ予想が付きます。
まず、「民営化」というキーワードでは、
硬直したお役所的な弊害を「民間企業的」な【競争理論】でもって
活性化し、【経費の節減】や【サービス向上】を実現しましょう、
という事になってます。
ま、そういう一面も確かにあるのかもしれませんが、
【民営化】で変わるのは、「公営」の場合と違い、
【国民などの管理や監視の手の届かないものになる】
という点でしょう。
また、【民営化】されれば、「外国企業による買収」とか、
廃止や統合も、簡単になったりします。
そして、【民営化】のどさくさに紛れて、
政治家や役人や周辺のゴロツキーが巨額の利益を挙げるのも
公然の秘密でしょう。
そして、【民営化】は、郵便事業などだけではなく、
「あらゆる側面」に向けられることになるのでしょう。
その中には、【教育の民営化】もあります。
国立大学を民営化、【企業化】しようという動きは、
数年前から目立ってきましたが、これも、
上記の様な弊害が出ることでしょう。
【弊害】と言いましたが、民営化の利点として宣伝されている点は、
「子供だまし」と言うか、単な宣伝用の「客引き文句」であり、
本当の目的は、【一部の人間がやりたい放題にできる状態】や
【一部の人間が暴利をむさぼること】なのだと思って間違いないでしょう。
そして、「教育の民営化」では、【心のノート】に見られるような、
「洗脳セミナー」と同じ様な手法でもって、被暗示性が高まって、
お馬鹿なキーワードをオームの様に繰り返し、
それに従って行動する人間達を大量生産したいのだと思います。
これらの動きを推進してるのは、
主に【欧米追従型】、【一神教崇拝型】の人間で、
【こじつけ、決めつけ】でもって作り上げられた
砂上の楼閣の様な事ばかり言う傾向が目立ちます。
「個の確立」を宣伝したり、同じような煽動用キーワードを
盛んと「受け売り、垂れ流し」するのも大きな特徴の一つです。
彼らは、思考能力はないので、質問すると、大抵は、
どこかで「聞きかじってきた」ような、中身のない言葉の羅列で
「自働機械」みたいに返答するので、ちょっとくらいは、笑えます。
【IT革命】を盛んと口にしていた、森（元首相）とか、
【個の確立】や【創造】が大好きな、河合隼雄（ウソツキクラブ）とか、
そのまた子分みたいな連中などが、大変わかりやすい例です。
（その中には、自分は「良いこと」をしてる、とか思っている、
騙されやすい善良な人間も結構混じってるのでしょう。）
善良な人、実直な人、優しい人、良い子のみなさんなどは、
批判精神が未熟な場合が多く、
また、「良さそうなこと」が大好きで、「弊害」や「問題点」などを
嫌がったり怖がったりして見たがらないような元々の習性に加え、
「優しさ」に飢えてる母親などがそれを強化してしまうので、
このままだと、多くの日本人は、愚かな煽動に違和感を抱くことすらなく、
たやすく洗脳されて、更に馬鹿になるのかもしれません。
ゲームやネットの普及で、【実感度】や【具体性】の少ない言葉が氾濫し、
その様な「うわっつらだけ」の言葉などに「違和感を持たなくなる」のも、
こういう傾向に一役買ってしまうかもしれないですねえ。
従って、自分がその様な傾向の一部品になるのが嫌ならば、
今後は、ますます【選択的】に、よくよく注意して情報を取り扱い、
やたらと馬鹿どもの書いた本を読んだり、
更にはそれに安易に感心したり真に受けたりしないようにするとか、
情報ダイエットをするとか、
既に「信じ込んで」しまっている事について徹底的に洗い直すとか、
自分なりに、かなり意図的、自覚的に情報摂取を行わないと、
瞑想とかしてるつもりでも、鈍重になっていったり、
静かになったつもりでも、眠りが深くなっただけだったり、
考えてるつもりでも、関連妄想がオーバーヒートしてるだけだったり、
各種の「空転現象」が起こって、いろいろな不満が溜まる結果に
なりやすいかと思います。
一般社会ではなく、精神世界と呼ばれるような業界で言うなら、
「アセンション」「各種の予言預言」「存在」「光」「天使」「神」
「マスター」「奇跡」「感動」「真の自己（本当の自分）」「I AM」
「自己探求（自分探し）」「マズローの自己実現」
「サニワ」「霊性」「トランスパーソナル」「真理」などなどや、
一神教的なこじつけとか、終末論などが、
【煽動洗脳戦争用のキーワード】として、繰り返される場合が多いです。
（善良な人間が「良さそう」に思うことなら何でも使う、という傾向もありますが。）
「どの道を通っても同じ山頂に到達するのだ」とか、
山があるかどうかもわかってない様な人間がよく使う決まり文句とか、
まあ、例を挙げるときりがないくらいですが、
こういうキーワードを無自覚に使ってしまっている人などは、
各種の詐欺的カルトや洗脳セミナーなどに知らずに手を貸すのが嫌なら、
自分が使う用語について、その意味や背景などを
きちんと調べてみると良いでしょう。
善良さ、実直さ、が良くない、とか、
悪者になれ、などと言うのではありません。
善良だったり、実直だったりするのは、結構なのだけど、
自分の好みや、自分の発言などについても、
もっと善良で実直になればよい、と言ってるのです。
つまり、自分で良く考えてもないことを「受け売り」「垂れ流し」に
することが、「良いこと、誠実な行為」だと思えるのかどうか、とか、
それは自分の考えに対して正直なことなのか、とか、
もっと自問してみればよい。
いい加減な決まり文句やキーワードを並べることが、
それを聞く人にとって「良いこと」「優しい」ことなのか、考えてみれば良い。
もっとも、きちんと考える練習をして慣れてないと、
「関連妄想」になってしまうだけなので、
情報の食べ方に気を付けてみる、とか、
地道に批判精神を発達させる、とか、
試してみて、そういう基礎的なことですらとっても難しいのを
よくよく実感してみると良いでしょう。
それと、もう一つ注意すべきことは、
何らかの悪巧みや下心をもってやってくる人間達は、
しばしば、「弱者」「被害者」を装うだけでなく、
「愛国者」「仏教徒」「日本の霊性を守る者」
「神道や古神道の擁護者」などなどの、
【日本人の味方】みたいなものを装うということです。
オウムが「仏教」みたいな顔をしたり、
ユダヤ系の宣伝をやってた人間が神道を持ち上げてみたり、
アホグルが禅マスターを名乗ってみたり、
まあ、サンプルが沢山あります。
そうして、善良な人は、「権威」的なものからの承認を得ると
喜んでしまう、という習性があったりするので、
「あなたの霊性は、ナニワのレベルが高い」とか、
「あなたは、ワンダラーです。インディゴです。アホンダラーです。」とか、
「あなたの使命は、古神道の【はにゃほにゃ神示】を守ることです。」とか、
「SPを確立して I AM AHO になって、愛を広めるのです」とか、
おおよそ、聞いてる方がこっ恥ずかしくなるような稚拙な誉め言葉でもって、
簡単に喜んで「その気」になってしまい、詐欺やカルトに貢いだり、
片棒を担いでしまったりするんですよねえ。
そんなに誉めて欲しかったり、認めて欲しいなら、
「あなたは、善良な優しい良い子だ。」（優しく言いなりになってしまうだけ？）
「素晴らしい可能性を沢山秘めている人類の宝だ。」（秘めたままじゃあねえ・・・）
「まるで宝石の原石の様だ。」（はっきり言って、原石って、ただの石ころです。）
「神が創造したもっとも信じがたい奇跡だ。」（ホントに信じたくない。）
「天使が降りてきてあなたの周りを舞っている。」（地上に降りた天使は・・・）
「アマテラスの生まれ変わりだ。」（だから、飲み会に弱いんだね、きっと）
と、認めて誉めてあげるから、
喜んで、ちっとは批判精神でも鍛えて下さいよ。
ま、確かに、ここ数年で「論理の相対性」については
ほぼ常識化したので、「絶対悪」や「絶対善」を口実にして
他人にお馬鹿なことをやらせようとする連中は
あんまり相手にされなくなりました。
せっかくだから、ついでに、親だの、欧米だの、活字だの、学者先生だの、
そういう「権威的」に思えそうものに対して、
尻尾フリフリして喜んで何でも真に受けちゃうのは、
子犬の様でカワイイかもしれないけれど、そろそろ卒業しましょうよ。
繰り返して言いますが、善良であったり、正直なのは、
ちっとも悪くないし、恥じるべき事でもないですが、
「きちんと成長した感情」と、「発達した批判精神」を伴わない善良さは、
悪徳政治家とかチンピラカルトの餌食になったり、
知らない間にその仲間に取り込まれてしまったりするので、
そういうのが嫌なら、もっともっともっともっと注意しても良いだろう、
ということです。
で、「こじつけ」を組み合わせて、複雑化したり体系化して、
いかにも「もっともらしいシステム」とか
「学問」のように見せかける例が多いので、
【前提をきちんと調べる】という基本を忘れないことです。
この「こじつけ構築方」は、
「ゲームの世界」や「映画のシナリオ」みたいなものです。
これは、「ユダヤ的な思考」の特徴でもあって、
土台となる前提を勝手にこじつけて置いて、
その上に、どんどん込み入った構造や「お話」を組立てていくのです。
フロイトやユングの心理学とか、マルクスの共産屁理屈とか、
ハリウッド映画とか、そういう例は死ぬほど沢山あります。
もちろん、娯楽映画のシナリオが「こじつけ」の上に構築されてても
別に誰も気にしないし、どうでも良いわけですが、
共産主義みたいに、それを真に受けて「革命」しちゃっても、
出来上がったのは化け物的な全体主義で非人道的で
労働者は搾取され続けるファシスト的な国家なわけです。
心理学にしろ、その「なれの果て」は、「トランスパーソナル」とか、
もっともらしい名前は付けてみたものの、被験者を麻薬漬けにして
喜んでみたり、神智学のパクリや焼き直しに終わったり、
やっぱり「元々のこじつけ」の無理と束縛が効いているんじゃないかと思う。
でもって、そういう心理学系統の連中が、
軟弱ニューエイジ的な洗脳セミナーの手法などで
日本の子供を馬鹿にしようと頑張っているのだから困ったものです。
もちろん、そういう洗脳に影響されない子供とかも居るんだけど、
現在の「いい大人」たちの言ったりやったりしてることを見ても、
真に受けてしまう子供が結構でてしまうのでしょう。
ということで、「為政者」が望むほどの成功は収めないが、
それでも、教育改悪や教育の民営化などが行われ、
承認やら意味を求めて、アホなことをやらかす人間が
もしかしたら今よりも増えるかもしれないですねえ。
確かに現在の教育には、色々と変えても良いだろうと思う点が
山程ありますが、今行われようとしている一神教的な改悪でなく、
肉体という動物や、感情という魔物や、思考という馬鹿と
きちんと付き合って、必要があれば共同作業が出来るような、
そういう「この世で人間動物として生きる基本」でも
教えた方がよいのではないかと、私は思います。
それと、ビリングス博士の排卵法も必修科目にするべきです。
【少子化対策】なんて言うなら、大人にも子供にも教えれば良いでしょう。
http://www.mumyouan.com/k/takenoma.html?
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。