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生理用品とダイオキシン(簡略版)
http://web.archive.org/web/20010806183854/ha5.seikyou.ne.jp/home/akahori/kankyou/sinnjitu.html
以下の文章は「ダイオキシンと女性の健康」「生理用品にダイオキシン?」を簡単に
まとめたものです。
詳しくは本文を参照してください。
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1989年 アメリカの生理用品製造会社のプレイテックス社が 自社のパルプ工場
でダイオキシンを検出。
同年 プロクター・アンド・ギャンブル社の代表が、FDA(連邦食品医薬品局)
に、タンポン・ナプキン・パンティーライナーの3製品がダイオキシンを含んでいると
報告。
ダイオキシンと医療用具に関する最終報告書からは、次の一文が削除されていた。
「最大のリスクは、タンポン製品から生ずるものかもしれない」
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タンポンがダイオキシンを含む要因は、塩素漂白にあるといわれています。当時、
製造メーカーは材料の綿もレーヨンの原料になるパルプも、塩素で漂白していました。
日本の大手製紙メーカーは、大半が酸素漂白に切り替えていますが、この酸素漂白
にもまだまだ未解明な点があります。水道の原水をオゾン処理すると、いろいろ正体
のわからない酸化物が発生するからです。
最大のリスクはタンポン製品にあるとはいいますが、ナプキンや紙おむつも安心は
できません。メーカーによって違いますが、ナプキンの構造は、装着面がメッシュ状
のもの、その下が紙や綿、さらにその下に吸収剤ときて、一番下にビニール状のもの
がついています。原料パルプなどにダイオキシンを含む可能性があります。
ダイオキシンは残留性が高いため、その都度の濃度ではなく、積算量で効果が現れ
ることも考えなければなりません。さらに環境ホルモンとしてのダイオキシンは、微
量でもその影響を及ぼすことも忘れてはなりません。
なんにせよ、ナプキンやおむつからどれだけの量を取り込んでいるのか、というデー
タは何もないというのが現状です。
まずはここから始めなければならないのです。