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(回答先: 厚労省は直ちに日医との「確認」を撤回せよ! 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 23 日 15:24:09)
本当に、「事の軽重を見事なまでにひっくり返す」この国のマスコミには、私も憤りを覚えます。
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「事故報告範囲検討委の検討内容で確認書」 [日本医師会] (2003-08-05 06:00:22)
http://www.jmapress.net/news.php?no=448
日本医師会の星北斗常任理事は5日、厚生労働省の「事故報告範囲検討委員会」で、医療事故の報告を義務づける医療機関の拡大については検討しないことを、同省医政局総務課との間で確認したことを明らかにした。星常任理事は、「報告数を増やせばより有益な情報が得られるということはない。医療事故の再発防止につなげるには同じ基準、同じ方法で情報を集めた正確な情報を関係者が共有することが大事だ」と指摘。医療事故を分析する体制が確立されている国立病院や大学病院などに報告対象を限定する現在の仕組みを変更するべきではないとの考えを示していた。JPNの取材に答えた。
医療事故事例情報の取り扱いについては、厚労省の検討部会が今年4月、国立病院、大学病院に重大な事例の報告を義務付けることなどを提言した報告書をまとめているが、関係者の間には報告対象を全医療機関に拡大するべきだという意見もある。
日医が7月28日に厚労省と交わした内容は、この部会報告書の内容を踏まえ、(1)事故報告範囲検討委での検討内容は、事故の分析体制が確立されている国立病院、大学病院などに限定して報告すべき事故の範囲を検討するものであり、報告対象病院の範囲については検討しない(2)医療事故報告制度の見直しにあたっては関係者と十分協議したうえで進める−の2点を確認している。
報告対象拡大を求める声について星常任理事は、「医療事故が起きた時に情報を隠さないでオープンにするという話と、学ぶべきものがある医療事故事例を関係者で共有して再発防止につなげるという話をごっちゃにしているのではないか」と問題視。「日医としては義務化によって病院が事故が起きそうな医療を提供しなくなったり、理由をつけて事故を隠したりすることが起きてはならないと考えるし、事故が起きる可能性がある時は事前に患者に説明し、不幸にも事故が起きた場合は謝罪するべきだとも主張している」と話した。
また、医療事故事例の収集などにあたる第三者組織は、厚労省が医療事故を起こした医療機関に立ち入り調査を行う権限を持たせる方向で水面下の調整を進めていたことを明らかにし、「外部から強制的に報告を求め、立ち入り調査をするといった手法では問題は解決しない」と不快感を表明。医療関係者を交えたかたちで協議する必要性を指摘するとともに、医療機関の自浄努力を妨げるべきではないとの認識を示した。
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事故というのは、概して不慮に起きるものではないのか?
理由をつけなければ(公認ならば)事故を隠してもいい、それが再発防止に繋がるということらしい。
「事故が起きた場合は謝罪するべき」…当然だろう?
至って閉鎖的・排他的。
「自浄」の望み薄ですね。