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(回答先: 「腐食しショート」と結論=海底ケーブル切断で下田海保(時事通信) − こっちの方もこんな結論がでました。 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 13 日 09:12:12)
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003081303.html
四月に発生した熱海市と沖合の初島を結ぶ東京電力の海底送電ケーブルの切断原因を捜査していた下田海上保安部は十二日、張力などケーブル自体に負荷がかかっていたことに加え、経年変化でケーブルの絶縁体の腐食が進み、ショートしたことが引き金となって切れた可能性が極めて高く、事件性はないと発表した。
同保安部は被害届受理後、約四カ月間で船艇延べ五十五隻、延べ千二百人体制で捜査。発生当時の不審船などの目撃情報はなく、潜水検分などを実施した結果、ガスバーナーなどで人為的に切断された痕跡がないことが分かった。
東電から提出を受けたケーブルの切断部は、消防研究所(東京都三鷹市)など二カ所に鑑定を依頼。ケーブルは電気を送る銅製導線三本と通信用の計四本を、三十四本の防護鉄線(直径八ミリ)がらせん状に保護する構造。鑑定の結果、電流を送る三本の導線のうち二本の絶縁体が腐食するなどして被覆がとれ、導線を流れる電流が防護鉄線を介して別の導線に流れてショートし、ケーブルが切れる引き金となったと見られる。
切断点付近の防護鉄線は約四十センチにわたり帯状に青黒く変色し、大電流が走り高温が発生した痕跡があった。現場は海潮流や地磁気、地上から流れる迷走電流などにより腐食しやすい場所だったという。また、防護鉄線も切断点付近は最大87%、平均68%が腐食で失われ、耐久力が三分の一に減少。海底傾斜によりケーブルにかかっていた張力など複合的な力が、ケーブルの耐久力を上回ったとしている。
海底送電ケーブルは四月十九日朝、熱海港から七百―八百メートル沖で切断。東電は「人為的切断の可能性がある」と同保安部に被害届を出していた。東電沼津支店は十三日会見を開き、今後の対応について発表する予定。