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日本道路公団は29日、新日本監査法人に委託していた2002年度の公団財務諸表の検証業務結果を発表した。事実上の「検算」にすぎず、監査法人も「財務諸表の適正さを保証するものではない」と検証報告書に明記。正式監査との違いを強調した。公団は今回の検証で債務超過疑惑に幕引きを図りたい考えだが、監査を受けないままでは不信は募る一方だ。
公団は6月、資産が負債を5兆7000億円上回る「資産超過」状態だとする公式の財務諸表を発表した。その後、公団幹部が「債務超過を示す財務諸表」の存在を告発。扇千景国土交通相は7月、公式な財務諸表の監査・検証を指示していた。検証報告によると、財務諸表に複数の転記・入力ミスなどが発見された。公団はミスによる誤差は資産額39兆6000億円(減価償却前)の0.2%弱(743億円)の過大計上にすぎず「許容できる差異だ」と主張。公団の財務諸表検討委員会(委員長・加古宜士早大教授)が示した基準に沿って財務諸表を作成したことも確認されたという。 (07:00)
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自民党総裁選がせまってきましたが、こういう問題を放置したままにして高速道路建設を続けようとする国土交通相の扇大臣や、この問題に対し扇国土交通相に任せきりで、自らの見解を示さない政府の小泉首相にも、本当に行・財政改革をやる気があるのか、財務諸表問題への見識を公表して実行してもらいたいものです。