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(回答先: 日本の国は老害天国 ”死んでくださいお国のために。!!” 投稿者 世代間闘争@M 日時 2003 年 8 月 14 日 04:20:53)
今の老齢者の多くが政府の政策に無批判に従うか、批判しつつも何らの行動も取らずに現在の社会を作り出すのに貢献したと思われる。
しかし、今の現役世代の多くも、表面的な情報に踊らされて現体制の維持に貢献していると思われる。例えば、『医療費。人口の40%を占める40歳台以下は医療費の19%しか使っていないのに対して、人口の24%を占める60歳以上(退職世代)は医療費の58%を使っている』。この情報は事実なのかも知れない。でも、どんな社会であろうが、年寄りが若い人間よりも多くの医療費を必要とするのは自然なことであろう。むしろ問題にすべきは医療費の異常な絶対額であろう。
それらしい数字を情報発信者から与えられると、その情報が自分にとって都合が悪いものでなければ無批判に受け入れ、情報発信者に都合のよいように操られる。これでは今の多くの老齢者と同じである。体制を維持するために情報を発信する者は実に頭が良く、巧妙に人を洗脳する。例えば、戦前の軍部の愚かさは後の時代だから多くの人間にもわかるのであり、その時代に軍部の愚かさを明確に認識していた人間は僅かであろう。
せっかく多くの情報を自らの意志で得ることができる時代に生きているのだから、ものを考えよう。いつの時代でも個人的に嫌っている人間の死を望む者はいるが、どこの誰とも知れない、単に年寄りだからという理由で人間の死を望む社会は異常であろう。そんな異常な考えに人を洗脳させているのは何なのかを考え、その何かをこそなくすべきではなかろうか。