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(回答先: 川辺川ダム・国・県「背水の陣」 名簿流出疑惑浮上、公正性に懸念も 利水事業見直しの意見交換会 (熊本日日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 29 日 20:10:41)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030730k0000m040111001c.html
川辺川利水訴訟の原告・弁護団が対象農家の名簿の流出を指摘していた問題で、九州農政局は29日、事業対象6市町村で作る川辺川総合土地改良事業組合(組合長、園田耕輔・錦町長)から第三者に漏れたとする調査結果を発表した。同局は「出回った名簿は回収した」としているが、原告・弁護団は不信感をあらわにしている。熊本県は「ほかにも同様の名簿が出回っている可能性がある」として再調査を命じた。
調査によると、同局川辺川農業水利事業所が5月下旬から6月上旬にかけ、対象農家の名簿を整理。確認作業のため、県と関係6市町村、同事業組合に配布した。この名簿のコピーを事業組合の事務局長が今月14日、組合内の推進協議会の委員に渡していたという。
事務局長は委員から「意見交換会への農家の参加を呼びかけるため名簿がほしい」と頼まれていた。委員はそのコピーを知人を通して24人に渡したとしている。名簿は24日にすべて回収した。
事業組合の事務局長は判断の甘さを認め謝罪したが、同県の鎌倉孝幸・川辺川ダム担当理事は「国、県、市町村が一体となって農家の意向調査を進めているのに残念」として、組合に園田組合長の責任を追及するよう求めている。
[毎日新聞7月29日] ( 2003-07-29-20:55 )