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(回答先: 道路公団:「幻の財務諸表、説明された事実なし」公団調査報告 −毎日新聞 投稿者 怪傑 日時 2003 年 7 月 25 日 23:41:47)
日本道路公団(JH)の藤井治芳総裁は25日、債務超過の疑いが出ている「幻の財務諸表」をめぐる調査結果を発表した。財務諸表を巡り、幹部職員が月刊誌で内部告発した総裁らによる隠ぺい」疑惑を全面否定したが、職員らの証言に食い違いがあるなど、この調査で、真実がはっきりしたわけではない。今後、告発した幹部職員への同団側の対応などを含め、総裁派と改革派の対立は、泥沼の様相を呈してきた。
【若島正浩、前川雅俊】
◆債務超過の評価
コトの発端は、10日発売された月刊誌「文藝春秋」8月号。JHから昨年、政府の道路関係4公団民営化推進委員会事務局次長に出向、先月四国支社に「左遷」されたとされる片桐幸雄・同支社副支社長(54)が、藤井総裁が6174億円の債務超過の「幻の財務諸表」に驚き「民営化されれば高速道路が造れなくなる」との危機感から隠ぺいを指示した疑いがある――と内部告発した。 国交省監察室の聞き取り調査では、JHは第三者機関(後の民営化推進委民営化推進委)の民営化論議に対応するため01年12月25日に、総裁、理事(役員)らの了解を得てプロジェクトチーム(PT)を設置。監査法人の助言も得ながら検討したが、「結論が出ないままPTは解散。その後、課長代理以下の実務担当者4人が個人的に試算した」という。
債務超過説に対しては「実態とかけ離れている資産評価のベースに使用するなど、根本的に大きな問題がある」と否定。ただ、これに対しては、作成過程で助言した監査法人の中でも、試算の方法を巡り、意見が定まっていない。
◆総裁の関与
一方、聞き取り調査で、「幻の財務諸表」にかかわった担当者4人は直属上司(課長級)に報告したと回答。これに対し、直属上司は「報告を受けていない」と回答しており、食い違いを見せている。内部の関係者は「この調査役か総裁が債務超過の結果に驚き、握り潰した」と疑っているが、同調査役は毎日新聞の取材に対し「一部の関連資料は昨年5月ごろに見た記憶があるが、貸借対照表は転地天命に誓って見たことがない。従ってその関連資料が債務超過を示すものとの認識もなく、総裁にも報告していない」と説明している。
どちらかが嘘をついているか、勘違いをしていることになるが、「総裁が把握していたかどうか」の疑惑に決着をつける議事録などの資料は今のところ見つかっておらず、この議論は水掛け論で終わる可能性が高まっている。
[毎日新聞7月25日] ( 2003-07-25-22:45 )
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直属上司の発言で転地天命に誓ってのところ、朝日新聞では天地神明になっています。天地神明が事実でしょうが毎日新聞のように、受け取る方は信じられない所でしょう。
道路公団作成の、正式な?財務諸表の監査を監査法人に「会計基準があいまい」と断られていますが、藤井道路公団総裁の道路公団内紛問題や、国会での財務諸表作成の虚偽発言疑惑などの処遇で、正式?な財務諸表の監査待ちの扇国土交通相はどうするつもりでしょうか。