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(回答先: 道路公団財務諸表、正式監査は見送り −日本経済新聞 投稿者 怪傑 日時 2003 年 7 月 24 日 10:17:58)
日本道路公団が6月に発表した財務諸表の信頼性を検証する外部監査をめぐって、4大監査法人は23日、「会計基準があいまい」などとして,担当法人を決める入札への参加を拒否した。
「資産を水増しして債務超過を回避した」との批判を受け、扇国土交通相が指示した監査が入札段階から頓挫したことで、同財務諸表を「公式」としてきた藤井治芳総裁の責任が改めて問われそうだ。
扇国土交通相は22日の記者会見で、「財務諸表が正しいのか、粉飾があったのか監査結果をみたい」と述べ、監査結果を受けて藤井総裁の進退を判断する考えを表明。同氏は「今週中に監査法人を決め、8月中に監査結果を出してもらう」としていたが、監査法人側は時間的にも無理」としており、政府が描くシナリオは大きく狂いそうだ。
関係者によると、公団は22、23の両日、新日本、朝日、トーマツ、中央青山の4大監査法人を集め、入札説明会を開催、公団が設けた「財務諸表検討委員会」(委員長・加古宣士早大教授)の会計方針に沿って監査し、8月中に結論を出すよう求めた。
これに対し、監査法人側は「検討委は第3者機関とはいえず、会計基準も詳細には決まっていない」「公団のすべての資産について調べるには最低でも3ヶ月は必要だ」などとして、入札への参加をことわった。
監査法人側は「(外部監査は)都合のいいお墨付きを得る目的が感じられ、政治的に利用されるリスクが大きい」と指摘している。