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(回答先: この記事はJRAの捏造広告では 投稿者 ブルータスおまえもか 日時 2003 年 7 月 05 日 08:57:19)
<朝日>元手50万円、連続的中?で2億円に 宝塚記念の「神」
AA 1893 : 2003/07/04金曜日19:32 クイック版での記事
東京・新橋の場外馬券売り場「ウインズ新橋」で、競馬ファンを
うならせるドラマがあった。宝塚記念の単勝に1222万円をかけ
た客の予想が的中し、1億9918万6000円に化けたのだ。元
手も別のレースで当てた金らしい。
その男性が払戻窓口に現れたのは6月28日。土曜日の午前11
時ごろだった。応対したアルバイトの女性に、6月8日の安田記念
の的中馬券130万円分を差し出した。単勝オッズ(払戻率)9.
4倍、1222万円になる。
高額なので、女性は日本中央競馬会(JRA)職員の立ち会いを
求めた。透明プラスチックの仕切り越しに、札束が男性の手に渡っ
た。
同じころ、阪神競馬場で翌日に行われる宝塚記念のオッズが急変
した。人気薄のヒシミラクルが、いきなり1番人気に躍り出たのだ
。
JRA職員たちは一時、「システムの故障ではないか」と疑った。
コンピューターの記録を調べてみると、オッズを変えたのはウイ
ンズ新橋の自動発券機で、1人の客がヒシミラクルの単勝を122
2万円分買ったからだった。
発券機に一度に入る1万円札は約20枚。60回以上、投入を繰
り返したことになる。
「よほど意志が強いか、頭がいかれているか。私の直感では社会
的敗者でなく、むしろ強者ではないかと思う」
競馬の著書がある作家石川喬司さん(72)はそう推測する。
競馬ファンの間では、男性が安田記念でかけた130万円は「6
月1日の日本ダービーで単勝に50万円をかけて当てたもの」と信
じられている。「単勝一点買いで50万円から始めてホップ、ステ
ップ、ジャンプを成功させた。ギャンブラーの夢をこの男が実現し
た」と石川さん。
競馬ファンが集まるインターネットの掲示板では「神」とさえ呼
ばれ始めた。「暴力団関係者があぶく銭をそそぎ込んだ」と推測す
る声は不思議と少ない。
ただ、その行動は競馬ファンの常識を外れていた。レース当日に
競馬場に足を運ぶこともなく、パドックや天候も見ずに買ったこと
。オッズを気にするどころか、1000万円以上をつぎ込んで配当
を自ら変えてしまったこと――。
スポーツ紙は「中年のサラリーマン風だった」と報じた。ウイン
ズ新橋の杉森和夫所長は「うちは正式には男性とも申し上げていな
い」という。
JRA広報部の西川浩明調査役は、1000万円単位で買う客は
「決して特異ではない」と話す。バブル景気のころには一度に30
00万円をはる豪胆な客も見た。「そのときは外れていましたが」
そういう客は努めて無表情で淡々としているので、周囲は気づか
ないそうだ。「窓口の担当者も気にしていない。俳優や歌手が来て
も気づかないものです」
国税庁広報部によると、約2億円の払戻金は「一時所得」として
課税の対象になる。試算すると、1年間の所得がこの2億円だけだ
としても、約3450万円の所得税がかかる。「ハズレ馬券は必要
経費と認められない」と西川さん。
男性はすでに2億円を手にしたのか。払い戻しは全国の競馬場や
場外馬券売り場でできる。払戻期間は60日。今回は8月28日だ
。JRAは一括払い戻しがあっても、プライバシーの観点から「神
様」の行動を公表するつもりはない。