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1989年12月29日の大納会で日経平均が3万8915円の最高値をつけた。
1995年4月19日、一ドル=79.75の値段をつけた。
2003年6月10日、10年最長期国債の利回り(長期金利)は0.460%で出合いを付けた。また、20年超長期国債の利回りも、0.795%まで低下して出合った。
たぶん、6月10日はエポックとなる大天井日だったと思う。
ようやく日銀券への信仰が消えつつあるか、とほっとした気持ちである。
なんでそこまで日本国債を買わねばならぬのか、と不思議でならなかったので気持ち悪いことであった。お金を借りようにもこれだけ熱狂的に債券が買われると借金しにくいものである。ともあれ、これでデフレが一応終わっていくだろう。しっぽが本体を動かすのが相場であれば、相場の反転は実体経済にも波及していくだろう。
誰が考えても行き過ぎている低金利。アメリカ人がジョークか?と聞きかえしたというこの異常な低金利はいま歴史的な終焉を迎えようとしているのだと思う。
こうして日本の3つの金融市場の主な天井はおよそ13年半で一応つけたということで、これからは、株安、円安、債券安の地獄がまっているということになろう。とんでもないインフレに見舞われることになり、あのころはよかったということになるのか。