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(回答先: Re: そうか? 投稿者 EXCHANGE 日時 2003 年 6 月 24 日 10:18:48)
長期金利、引き続き極めて低い水準で推移=日銀総裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030624-00000015-reu-bus_all
[東京 24日 ロイター] 福井日銀総裁は、長期金利の動向について、足もとで上がる場面もあったが、全体でみれば、引き続き極めて低い水準で推移している、と述べた。
全国信用金庫大会のあいさつの中で述べた。
福井日銀総裁は、日本経済に関し、「最近までは株下落と円高といった金融資本市場のなかの動きも不確定要因として受け止められてきた。こうしたなか、りそな問題が飛び出したこともあり、日銀は市場のなかで不安感が増幅してはいけないと考え、必要な措置をとった」と述べた。そのうえで、「最近の金融市場の動向をみていると、りそな問題の悪い影響もあまりみられず、安定を維持している」と語った。
さらに、「長期金利は、全体でみれば足元、若干上昇の気運というものもあるが、大きくみれば、引き続き極めて低い水準で推移している」と語ったほか、株価について、「欧米での株価上昇などを背景にして、かなり回復してきた」とした。そのうえで、「金融市場の動向について決して安心はしていない。基盤はぜい弱と思い続けているので、実体経済の動向だけでなく、金融システムを巡る情勢についても綿密に点検して用心深く対処したい」と語った。
また、福井総裁は、イラク開戦後、緊張感を高めて運営してきており、4月、5月と当座預金残高目標を大幅に引き上げてきたとしたうえで、「金融市場では、こうした措置の効果もあり、流動性を巡る不安感は今、完全に払しょくしている」との認識を示した。
そのうえで、「問題は、こうした潤沢な資金供給が経済活動を活発化させる方向に効果的に結びついてもらいたいということだ。そのためには金融システムの健全化がさらに促進されることが重要だが、同時に金融政策面でも金融緩和の波及メカニズムにも工夫を加えていきたい」と述べ、日銀による資産担保証券の買い入れを挙げた。
福井日銀総裁は、国内経済について、「このところ全体として横ばい圏内の動きを続けている」とし、同じく大会であいさつを行った竹中経済財政・金融担当相の認識と同じであると語った。
そのうえで、「このところ少し弱含みになってきている輸出や生産の動きが、今年の後半以降、着実に立ち直ってくれれば、日本経済はこれまでの国民的努力で調整が進んでいるところもあるので、前向きのいい循環を引き出せる」との判断を示した。(ロイター)