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6月月例報告変更点一覧:輸出、設備投資、企業収益の判断を下方修正 [ブルームバーグ]
http://www.asyura.com/0306/hasan27/msg/620.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 17 日 21:13:14:

(回答先: 6月月例報告:景気判断を5カ月ぶり下方修正−「一部に弱い動き」 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 17 日 21:12:24)


6月17日(ブルームバーグ):竹中平蔵経済財政・金融担当相は17日夕の月例経済報告などに関する閣僚会議に、6月の月例経済報告を提出した。報告は景気の現状について、「おおむね横ばいとなっている」としたものの「一部に弱い動きがみられる」とし、5カ月ぶりに基調判断を下方修正した。

個別項目では、輸出のほか、設備投資、企業収益など企業部門の判断を下方修正した。国内企業物価についても下方修正した。倒産については上方修正した。

6月の景気基調判断、前月からの主な変更点、過去の判断(2002年6月以降)は以下の通り。

《基調判断》
6月(下方修正)
現状:景気は、おおむね横ばいとなっているが、このところ一部に弱い動き
がみられる。
◎輸出は横ばいとなっているなかで、生産は弱含んでいる。
◎企業収益は改善のテンポが緩やかになり、設備投資は持ち直しの動きが
緩やかになっている。
◎雇用情勢は、失業率が高水準で推移するなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、おおむね横ばいで推移している。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが
期待される。一方、米国経済やアジア経済などの先行きをめぐる不透明感によ
り、我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念が存在している。

<政策態度>持続的な経済成長を実現するため、引き続き構造改革を推進する。
このため、6月中をめどとして、経済活性化、国民の安全の確保、持続可能な
財政の確立などを目指し、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003(仮
称)」を取りまとめる。日本銀行は、6月11日、資産担保証券買い入れの具体
的スキームの骨子を取りまとめた。政府は日銀と一体となり、金融・資本市場
の安定、デフレ克服を目指し、引き続き強力かつ総合的な取り組みを行う。

《前月からの変更点》(抜粋)

5月 6月 --------------------------------------------------------------------- ○設備投資 (下方修正) 持ち直している。 持ち直しの動きが緩やかになって

いる。

○企業収益 (下方修正) 改善している。 改善が続いているが、そのテンポ

は緩やかになっている。

○倒産 (上方修正) おおむね横ばいで推移している。 緩やかに減少している。

○輸出入 (輸出は下方修正) 輸出は緩やかに増加している。 輸出入は、ともに横ばいとなって 輸入は緩やかに増加している。 いる。

○国内企業物価 (下方修正) 横ばいとなっている。 弱含んでいる。 ---------------------------------------------------------------------

《過去の判断》
5月(据え置き)
現状:景気は、おおむね横ばいとなっているが、引き続き不透明感がみられ
る。
◎企業収益は改善しており、設備投資は持ち直している。
◎雇用情勢は、失業率が高水準で推移するなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、おおむね横ばいで推移している。
◎輸出は緩やかに増加している一方、生産は弱含んでいる。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが
期待される。一方、米国経済の先行き、株価の動向、重症急性呼吸器症候群(S
ARS)の影響などをめぐる不透明感により、我が国の最終需要が引き続き下
押しされる懸念が存在している。

4月(据え置き)
現状:景気は、おおむね横ばいとなっているが、引き続き不透明感がみられ
る。
◎企業収益は改善しており、設備投資は持ち直している。
◎雇用情勢は、求人が増加傾向にあるものの、失業率が高水準で推移する
など、依然として厳しい。
◎個人消費は、おおむね横ばいで推移している。
◎輸出は緩やかに増加している一方、生産は弱含んでいる。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かことが期
待される。一方、イラク問題の動向や米国経済の先行きなどをめぐる不透明感
により、我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念が存在している。

3月(2月から上方修正だが表現は「おおむね横ばい」)
現状:景気はおおむね横ばいとなっているが、イラク情勢などから不透明感
が増している。
◎企業収益は改善しており、設備投資は持ち直している。
◎雇用情勢は、求人が増加傾向にあるものの、失業率が高水準で推移する
など、依然として厳しい。
◎個人消費は、おおむね横ばいで推移するなかで、足元弱い動きがみられ
る。
◎輸出は横ばいとなっている一方、生産は弱含んでいる。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが
期待される。一方、イラク情勢などからくる不確実性の高まりや世界的な株価
の低迷のなかで、我が国の最終需要が下押しされる懸念が強まっている。

2月(1月の判断を据え置き)
現状:景気は、引き続き一部に持ち直しの動きがみられるものの、このとこ
ろ弱含んでいる。
◎企業収益は改善しており、設備投資は下げ止まっている。
◎雇用情勢は、求人が増加傾向にあるものの、失業率がこれまでの最高水
準となるなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、おおむね横ばいで推移するなかで、足元弱い動きがみられ
る。
◎輸出は横ばいとなっている一方、生産は弱含んでいる。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが
期待される。一方、世界経済の先行き懸念や我が国における消費者マインドが
弱含んでいることなどにより、我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念
が存在している。

03年1月(02年12月の判断を下方修正)
現状:景気は、引き続き一部に持ち直しの動きがみられるものの、このとこ
ろ弱含んでいる。
◎企業収益は改善しており、設備投資は下げ止まりつつある。
◎雇用情勢は、求人が増加傾向にあるものの、失業率が高水準で推移する
など、依然として厳しい。
◎個人消費は、横ばいで推移している。
◎輸出は横ばいとなっている一方、生産は弱含んでいる。
先行き:米国経済などの回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが
期待される。一方、世界経済の先行き懸念や我が国の株価の低迷などにより、
我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念が存在している。

2002年
12月(11月の判断を下方修正)
現状:景気は、持ち直しに向けた動きが弱まっており、おおむね横ばいで推
移している。
◎企業収益は改善しており、設備投資は下げ止まりつつある。
◎雇用情勢は、求人が増加傾向にあるものの、失業率がこれまでの最高
水準となるなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、横ばいで推移するなかで、一部に底固さもみられる。
◎輸出は弱含んでおり、生産は横ばいとなっている。
先行き:世界経済が緩やかに回復すれば、景気は引き続き持ち直しに向かう
ことが期待される。一方、米国経済などへの先行き懸念やわが国の株価の低迷
など、厳しい環境が続いており、わが国の最終需要が引き続き下押しされる懸
念が存在している。

11月(10月の判断を下方修正)
現状:景気は、引き続き持ち直しに向けた動きがみられるものの、そのテン
ポはさらに緩やかになっている。
◎企業収益は改善の兆しがみられ、設備投資は下げ止まりつつある。
◎雇用情勢は、一部に改善への動きがみられるものの、失業率が高水準で
推移するなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎輸出は弱含んでおり、生産は持ち直しの動きがさらに緩やかになってい
る。
先行き:景気は持ち直しに向かうことが期待されるが、アメリカ経済などへ

の先行き懸念やわが国の株価の低迷など、環境は厳しさを増しており、わが国
の最終需要が下押しされる懸念が強まっている。

10月(9月の判断を据え置き)
現状:景気は、引き続き一部に緩やかな持ち直しの動きがみられるものの、
環境は厳しさを増している。
◎雇用情勢は、一部に改善への動きがみられるものの、失業率が高水準で
推移するなど、依然として厳しい。
◎個人消費は、横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎企業収益は改善の兆しがみられ、設備投資は下げ止まりの兆しがみられ
る。
◎輸出は増加テンポが緩やかになっており、生産は緩やかな持ち直しが続
いている。業況判断は、改善がみられるものの、そのテンポが緩やかに
なっている。
先行き:景気は持ち直しに向かうことが期待されるが、米国経済などへの先
行き懸念やわが国の株価の下落など、環境は厳しさを増しており、わが国の最
終需要が下押しされる懸念が強まりつつある。


9月(8月の判断を据え置き)
現状:景気は一部に持ち直しの動きがみられるものの、環境は厳しさを増し
ている。
◎雇用情勢は、一部に改善の動きがみられるものの、失業率が高水準で
推移するなど、依然として厳しい。
◎個人消費は横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎企業収益は横ばいとなっており、設備投資は下げ止まりの兆しが見られ
る。
◎輸出は増加している。生産は持ち直しの動きが緩やかになっている。
先行き:景気は持ち直しに向かうことが期待されるが、米国経済などへの先
行き懸念やわが国の株価の下落など、環境の厳しさを増しており、わが国の最
終需要が下押しされる強まりつつある。

8月(7月の判断を据え置き)
現状:景気は依然厳しい状況にあるが、一部に持ち直しの動きが見られる。
◎失業率が高水準で推移するなど、雇用情勢は依然として厳しい。
◎個人消費は横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎輸出は大幅に増加しており、生産は持ち直しの動きがみられる。業況
判断は全体として改善がみられ、設備投資は減少しているものの、先行
きについて下げ止まる兆しもみられる。
先行き:輸出の大幅な増加や生産の持ち直しの影響が、今後経済全般に波及
していくなかで、景気は持ち直しに向かうことが期待される。一方、世界的な
株安やドル安が進展したことにより、世界経済の先行き不透明感が一層高まっ
ており、わが国の最終需要が下押しされる懸念がある。

7月(6月から上方修正)
現状:景気は、依然厳しい状況にあるが、一部に持ち直しの動きがみられる。
◎失業率が高水準で推移するなど、雇用情勢は依然として厳しい。個人消
費は、横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎輸出は大幅に増加しており、生産は持ち直しの動きがみられる。業況判
断は全体として改善がみられ、設備投資は減少しているものの、先行

きについて下げ止まる兆しもみられる。
◎公共投資は、このところ2001年度第2次補正予算の効果がみられる。
先行き:輸出の大幅な増加や生産の持ち直しの影響が、今後経済全体に波及
していくなかで、景気は持ち直しに向かうことが期待される。一方、このとこ
ろの世界的な株安やドル安により世界経済の先行き不透明感が高まっており、
わが国の最終需要が下押しされる懸念がある。

6月(5月の判断を据え置き)
現状:景気は、依然厳しい状況にあるが、底入れしている。
◎設備投資は、減少している。失業率が高水準で推移するなど、雇用情
勢は依然として厳しい。
◎個人消費は、横ばいで推移するなかで、一部に底堅さもみられる。
◎輸出はアジア向けを中心に増加しており、生産は一部に持ち直しの動
きもみられる。企業収益は、下げ止まりの兆しがみられる。
先行き:輸出の増加や在庫調整がおおむね終了していることの影響が、今後
経済全体に波及していくなかで、景気は持ち直しに向かうことが期待される一
方、依然厳しい雇用・所得環境などが、今後の最終需要を下押しする懸念があ
る。

東京 青柳仁美 Hitomi Aoyagi

Last Updated: June 17, 2003 04:54 EDT

http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=atNJKitic3Lc&refer=topj

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