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(回答先: 今週の見通し・米国株、卸売物価指数に注目 日経マネー&マーケット 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 09 日 11:29:17)
ドルが対円で下落、118円前半−米大幅利下げ観測後退でユーロ安(2) (ブルームバーグ)
2003年6月9日(月)10時20分
(相場水準を更新し、4段落目に市場関係者のコメントを追加します)
6月9日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ドル・円相場はドルが下落。一時、1ド
ル=118円台前半で推移した。前週末の米雇用統計が市場の予想ほど悪化しなかったため、米国の大幅利下
げ観測が後退。この結果ユーロに対する下落圧力が高まり、ユーロ・円相場の下落がドルの対円相場を押し
下げる格好となっている。
この日の朝方は1ドル=118円台後半を中心とした取引が続いていたが、午前9時半前からユーロ・円
相場の下落に連れてドルの対円相場もドル安・円高方向に進み、午前10時すぎには118円35銭付近まで値を
下げている。 ユーロは対ドルで1.1660−70ドル、円に対しては138円00−10銭といずれも6日のニュー
ヨーク午後5時半時点を下回っている。ユーロ・ドル相場は6日の海外市場安値(1.1684ドル)を下回り、
下落余地を探る動きが強まった。
6日に発表された5月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比1万7000人減と、事前予想(3
万人減)以下にとどまったことから、「米国が大幅利下げに踏み切る材料にはならない」(みずほコーポレー
ト銀行国際為替部為替市場第3チーム・渡辺秀典次長)との解釈からドルの買い戻しが強まり、週明けの東
京市場でもその流れが継続。特にユーロの下落圧力が強まっている。
東京三菱銀行の深谷幸司チーフアナリストは、「5月の雇用統計は懸念されたほど悪くはなく、その他の
指標とともに景気回復期待感をやや高める結果となった。欧州中央銀行(ECB)の利下げはユーロ高に対
する景気抑制効果も考慮して決断に至っており、利下げがユーロ高を止めることに対する期待もにじんでい
る。依然としてユーロ高トレンドの継続を期待する市場参加者は多いが、高値警戒感も強まってきた」と指摘
した。
東京 進藤 一州 Kazukuni Shindo
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=09bloombergto8397807&cat=10