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(回答先: とうとう「アメリカ破産」という記事が出た 投稿者 岩住達郎 日時 2003 年 6 月 09 日 05:32:22)
今週の見通し・米国株、卸売物価指数に注目
今週のニューヨーク株式相場は戻りの強さを試す局面になりそ
うだ。ダウ工業株30種平均は先週に9000ドルの大台を回復し
た。年後半の景気回復と企業業績の拡大期待が背景にある。もっ
とも、上昇の足取りが急だっただけに、利益確定売りが強まる場
面もありそうだ。
先週はダウ平均が2.4%高となった。6日まで6日続伸となり、
昨年7月以来約11カ月ぶりの高値水準となった。ハイテク株の多
いナスダック総合株価指数も2.0%上昇した。
市場の需給改善が目立ってきた。景気回復のもたつき感はある
が、利下げ観測が、住宅市場を中心とした底上げ期待につながっ
ている。減税で7月にも家計の可処分所得が押し上げられるほ
か、ドル安は輸出企業の増益要因。下期回復期待が強まりつつあ
る。
もっとも先高観一色ではない。注目される経済指標は13日発
表の5月の卸売物価指数。グリーンスパン米連邦準備理事会議長
が「モノが腐ってむしばむ」と懸念するデフレの可能性を示唆す
る内容なら嫌気される場面もありそうだ。
ハイテクなどで利益水準からみた株価に過熱感が出てきたとの
指摘も増えている。半導体企業の月次売上高の報告などで力強さ
を占うことになりそう。売り上げ成長が伴う回復かどうかが焦点
だ。上値余地が乏しいと見れば売り注文が膨らむ可能性もある。
(ニューヨーク=藤田和明)
http://markets.nikkei.co.jp/stockwo/usnews/usnewsCh.cfm?id=e3m0701307&date=20030607