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(回答先: 規制緩和と日本経済 投稿者 転載 日時 2003 年 6 月 03 日 21:16:42)
(1)
経済成長の最大の眼目は消費の拡大である。
豊かな消費のためには、様々な商品開発やサービス向上が欠かせない。
市場の活性化、競争的でかつ淘汰が起こる事である。
これを実行するため、社会の制度設計を規制緩和で変化させた。
様々な職種への参入障壁を低くし、競争を激化させることを目的としている。
(2)
淘汰が多いと言うことは、債権のディフォルト率が高くなる。
こういった制度設計の社会は、資金の出し手がディフォルトに対応し、多くのリスクを拾えるようプレミアムに幅を持たせないといけない。
プレミアムに幅を持たせると言うことは、金利を高く設定できる状況を作ることである。
>インフレ率5%で金利8%の国は、物価が安定してて金利が3%の国よりも、ずっと余裕があるってこと。
クルーグマンの「帰ってきた大恐慌経済」からhttp://home.att.ne.jp/sigma/rk/krug/return.html
規制緩和による競争的な社会をスムーズに運営するためには、インフレ率が高く、尚かつ金利も高いという経済政策を受け入れなければならないのである。