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日本生命保険が30日発表した2003年3月期決算によると、本業のもうけを示す基礎利益が前の期に比べ3%減少した。満期到来などにともなう保有契約の減少が響いた。
個人保険・個人年金保険ベースの保有契約高は3.3%減の294兆6793億円となった。前年割れは6期連続。新契約高は医療終身保険「生きるチカラ」の好調が寄与して8.5%増加した。解約・失効保険金額は0.1%とわずかながら増加に転じたものの、新規契約の伸びが上回った。ただし、1992年に発売した三大疾病保障付き定期保険の満期到来が増加したため、保有契約全体では減少となった。石橋三洋副社長は会見で「解約・失効は上期は改善したが、下期に入り悪化した。一段と家計リストラが進んだ」と説明した。個人保険のうち、無配となるのは約7割という。
運用面では有価証券の減損処理額が64.9%増の5243億円に達したことが響いた。また景気低迷や企業の負債圧縮の影響で貸付金残高も減少。ただ、運用実績が予定利率を下回る逆ざやは約3200億円と前の期に比べ5.8%減少した。 (16:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030530AT3K3001X30052003.html