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(回答先: 【オーストラリア】NZで新型ヤコブ病感染か(NNA) 投稿者 えーてる 日時 2003 年 8 月 07 日 19:40:28)
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#4866 より転載
http://www.stuff.co.nz/stuff/0,2106,2621906a6160,00.html
によれば、ニュージーランドWaikato の26歳の青年が新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)発症の疑いをもたれたため、逆に、BSE非汚染国ニュージーランドのBSE対策についての懸念が深まっている。
特に、この青年が、これまでイギリスへの海外旅行をしたことのない人であること、輸血も臓器・組織移植の手術をしたこともない人であることから、では、どのようなルートで感染したのかについて、謎の部分が多い。
これについて、関係者は、考えられる要因としては、この青年が10代の頃から、1996年以前にイギリスから輸入されていた牛肉加工食品(スープやブロス-肉・魚・野菜などを煮出したスープ-、缶詰のソーセージなど)を食していたのではないかとの憶測もされている。
また、関係者の間では、今回の一件は、ニュージーランドにとっては、ニュージーランドの牛肉が、必ずしも、思っているほど安全な状況にはおかれていないことを畜産関係者に自覚させるための、良き警告であると、とらえる向きもある。
特に、神経組織や脊髄などの危険部位を取り除いていない、現在の肉処理プロセスであることや、ヨーロッパでは義務付けられている高温でのレンダリング処理が、ニュージーランドでは守られていないことなどがあげられている。
さらに、病死牛の検死の数も不十分であるし、CWDで死亡した野生鹿の検死も不十分であるとしている。
また、農家が内内に処理している反芻動物の血液や骨の処理に付いても、その拡散汚染防止に付いて、政府の指導が不徹底であるとしている。
畜産関係団体は、今回のvCJD問題発生を契機に、政府・関係機関協力して、より強力なBSE対策に乗り出す構えを見せている。