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(回答先: 大多数の人たちの学力を低下させることが目的の文部省のいわゆる「ゆとり教育」。教育水準総崩れに向かう日本。 投稿者 服部 日時 2003 年 8 月 01 日 13:49:56)
2.推薦入試の高校入試への大幅な導入は、埼玉県から始まった。同様に、観点別評価や人格評価という内申書の項目を推薦入試に入れ、かつ、それを数値化しないという変な形も埼玉県が初めだ。
そもそも、平成5年、塾関係者からの「中学の校外模試の問題が、実施期日の学校によるずれのために、塾から漏れている。」と言う新聞への投書をきっかけにして、埼玉県が中学での校外模試を禁止した。すぐに文部省がそれを追認し、全国で、校外模試の中学での実施を禁止する動きが広まる。そのため、模擬試験業者そのものが無くなってしまった県もあったとマスコミ報道があった。
ちょうどその頃、プライバシー配慮のためとか言って、推薦入試の高校での合格発表をやめ、各中学への通知という形をとるようになった。
また、学校の成績の保存がそれまでの20年から5年にするという偏向が平成5年に行われた。学籍簿自体は20年保存のままだが、成績記録は5年保存になってしまったのだ。
つまり、どんどん、生徒が、ほかの生徒の成績や入試の状態をつかむことが出来なくなっているのだ。全体の中での自分の地位を知ることが出来なくって来ている。
ある意味では、中学と高校の管理職と一部教員が馴れ合い、受験を、学歴を金でどうにかなる利権にすることが出来るような制度保障を埼玉県は全国に先駆けて作ってきたことになる。
確か、その頃からつい最近まで、全国校長会の会長を埼玉県がやっていたはず。
また、最近、桃子のことがきっかけになり、知事を辞任した埼玉県元知事土屋が全国知事会の会長をやっていた。