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Re: 船橋洋一氏は慶応大学から博士号を受けていた!なぜその経歴を隠す朝日新聞日本語版
http://www.asyura.com/0306/dispute12/msg/286.html
投稿者 盆と暮れ合同軍 日時 2003 年 7 月 26 日 05:46:10:

(回答先: Re: 船橋洋一 投稿者 ROMさん 日時 2003 年 7 月 25 日 07:10:03)

朝日新聞のサイトでの船橋氏のプロファイルは日本語ではこれ。

http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/profile.html

英語ではこれ。


http://www.asahi.com/column/funabashi/eng/profile.html


YOICHI FUNABASHI, PH.D.

Chief Diplomatic Correspondent and Columnist of the Asahi Shimbun


Dr. Funabashi is a leading journalist in the field of Japanese foreign policy. He is an editorial member of Foreign Policy and a senior contributing editor of International Economy.

The Japan Press Award - often called Japan's Pulitzer Prize - was awarded to Dr. Funabashi for his columns on foreign policy.
His articles for Foreign Affairs ("Japan and the New World Order") and Foreign Policy ("Japan and America: Global Partners") were awarded the Ishibashi Tanzan Prize in 1992.
He was named the 1985 winner of the Vaughn-Ueda Prize for excellence in reporting on international affairs.

Dr. Funabashi has authored several books:

Neibu: Inside China (in Japanese)
(Asahi Shimbun, 1983)

The US-Japan Economic Entanglement: The Inside Story (in Japanese)
(Iwanami Shoten, 1987)

Managing the Dollar: From the Plaza to the Louvre
(Institute for International Economics, 1988)

A Design for a New Course for Japan's Foreign Policy (in Japanese)
(Iwanami Shoten, 1993)

Editor, Japan's National Agenda
(New York University Press, 1994)

Co-author, An Emerging China in a World of Interdependence
(Report to the Trilateral Commission, 1994)

Asia-Pacific Fusion: Japan's Role in APEC
(Institute for International Economics, 1995)

Alliance Adrift
(Council of Foreign Relations, 1999)

The Japanese edition of Managing the Dollar was awarded the Yoshino Sakuzo Prize, the most prestigious prize for social science work in Japan, in 1988.
The Japanese edition of Asia-Pacific Fusion was awarded the Asia pacific Grand Prix Award by the Mainichi Shimbun in 1996.
Dr. Funabashi was a Nieman Fellow at Harvard University (1975-1976).
He was an Asahi Shimbun correspondent in Beijing (1980-1981) and in Washington, D.C. (1984-1987).
He was also Washington, D.C. Bureau Chief (1993-1997). He was a visiting fellow at the institute for International Economics in Washington, D.C. in 1987.
He obtained his Ph.D. from Keio University in 1992.

Dr. Funabashi was born in Beijing in 1944 and graduated from the University of Tokyo in 1968. he is married to Reiko Kinoshita, a journalist.

で、これで驚いた。なぜって、英文では彼はドクター・フナバシ、つまり船橋博士なのだ!一番最後から2行目つまり

He obtained his Ph.D. from Keio University in 1992.


彼は慶応大学から1992年博士号を得ている、とあるのだ!ところが日本語の紹介のほうには慶応大学のケの字も博士号のこともまったく記されていない。一線のジャーナリストで博士号を持っているのは日本で彼だけだろう。彼を知る上で非常に重要な部分であるはずだ。なぜ、日本語のページにはひと言も書かれていないのだろう。英語プロファイルの書き出しの文章を英訳すると

”船橋博士は日本の外交政策分野においてリードするジャーナリストである。”

主語は「船橋博士」なのだ。

もう一つ驚いたこと。それは彼の奥さんが国際ジャーナリストを名乗る、あの木下玲子であるということだ!最後の行にこんなことが書いてある。

he is married to Reiko Kinoshita, a journalist.

二人が夫婦だったとは!木下は船橋に比べ、非常に若い人だった思う。


とにかく、こんなことは日本語版には当然まったく書いていない。なぜ、英語版に奥さんの名前まで出しているのか?これは、かんぐりたくもないが船橋の夫婦ともどもの海外向け営業ではないかと思われる。つまり、海外で船橋が自分のプロファイルにはこのサイトに行ってほしい都会って、アドレスを示す。で、そこにはもちろん自分が学者であること博士であることが書かれている。で自分を高く売ることができる。で、ついでに、妻もジャーナリストであることが分かる仕組みになって、妻も売ることができるのだ。彼女は実際海外でいろんな会議などで名前を出している。夫唱婦随での営業に見える。この英語のプロファイルは当然船橋自身が書いたものであることが推察される。


朝日新聞はなぜ、日本語版と英語版でプロファイルに盛り込む情報をここまでちがえているのだろう。92年に博士号を取得したという彼は日本語プロファイルでは89年から92年まで彼は経済部編集委員との肩書きである。慶応大学に大学院生として在籍したとも書かれていない。海外への主張も多忙で一線のジャーナリストをやっていて、そんな簡単に博士号を取れるのか。取っていたとしても、相当な特殊事情があったものだろう。日本語でひと言もそれを記していないことが、それを推測させる。慶応大学が、日本政府の取る経済政策とどのような位置にある大学か、それも考えるに値するかもしれない。近代日本における慶応大学の、産業と政府権力との相関関係のなかでの歴史的位置が関係するかもしれない。


彼と朝日はなぜ、こんな怪しい表記の仕方をするのだろうか。そして奥さんまで売り込む必要があるのだろうか。



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